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この節目コーナーいるのかな?
まぁいいや。
しかしあれだ、人間急に予期しないトラブルに見舞われると途端に精神がぐらついてしまう。
人間。
想定外の事態が自分に降り掛かったときの対応でその人間の器が知れると言えるかもしれない。
俺はすべてが怖くなった。
水道トラブルの恐怖を世の中のあらゆる事象に拡大解釈して被害妄想に陥る。
誰とも会いたくないし、誰にも尋ねてこられてほしくない。
業者とのコミュニケーションもおぼつかないし、「はい」とか「ええ・・・」しかどうせ口から出てこないだろう。
もうほったらかしでいいやってなっている。
どうせゴミみたいな家だし。
40年ものなんで資産的には無価値。
でも、半世紀くらいこの家は建っているんだなと思った。
あの8年前の地震とか食らってもよく崩れてないなーと思う。
むしろ水道トラブルくらいで済んでいるのが不思議なくらい。
そう考えると下で受け止めればいいだけだから、なんてことないじゃんって思ってきた。(今は)
どんなに予想外の出来事が起きても全く動じない山のごとしな人間。
うちの父親はあの地震の時も楽観的だった。
あの福島第一原発の爆発であの空気が東京までくるんじゃないか?トイレの換気扇を止めようと言い出した時も、「なわけあるかぼけ!」と一括して結構キモ座ってんなと思った。
俺はただただ怯え続け、ネットとかで圧力容器とかひたすらググったり、2CHの書き込みを今のポケゴースレのようにリアルタイムで追ったりしていた。
でもこの山のごとし感は結局経済力なんだなぁと思った。
もし家が崩れても、立て直すだけのお金があればなんてことはないだろう。
しかも厚生年金で定年後も毎月25万入ってくる。
ただ、定年前よりも収入は減ったらしく、(そりゃそうか)家にいるようになってからはドケチになり、エアコン奉行にもなったり急にみみっちくなった。
今思い返してみると経済力あればの器のでかさなのかとも思った。
多分本来器の小さい人間だったんだろう。
お給料のいい会社に新卒で入って、定年まで勤め上げて、定年後は厚生年金を受給。
うちの父親はこれをやれた。
運良く会社が潰れることはなかった。
会社が潰れる芽を完全に潰して安心を得るにはやっぱ公務員なのかね?
いずれにしても人間関係で疲弊しそうだ。
ならば頭おかしい人間になって人間関係で疲弊しないようにすればいい。
俺の父親はちょっと頭がおかしい人間(知的障害とかの意味じゃなく)だったのでそれなりの役職まで出世できた(取締役)のかもしれない。
(「安定」と「高給」っていいね)
ちょっとやばいやつに限って出世するとかひろゆきも言っていた。
そしてきっと無能と陰口を叩かれていたのかな?とも思った。(人は無能と言われるポジションで出世が止まるの話)
そんな父親をずっと俺は「自己中な人間」だと思っていた。
なんか節目なのに父親の話になっちゃったな。