俺がヤフオクで転売やってたのもう10年以上前なんだなぁ。
ルミネス（PSPダウングレード需要）、おしゃべりエルモ、時をかける少女（フィルム需要）、アニヤハインドマーチエコバッグ（新宿伊勢丹に早朝から並んだ）・・・その辺からスタートしてPC関係に移行した。
その中でFF7の転売で儲けたことを思い出した。ブックオフで1000円で売っていたインタ版が3000円くらいで売れた記憶がある。
なんでそんなに中古価格が高騰したんだっけ？と思って調べたところクライシスコアの発売時期がちょうどその時期と一致することがわかった（2007年）。
あ、そうだ。これからFF7のリメイクが出る→オリジナルが高騰するのでは？という短絡的思考はもう通じないだろう。
今は10年前と違って何でもオンラインだ。PSストアとかSTEAMとかがある。オリジナルがやりたいという需要にはそれらのサービスが応えてくれる。
それにブックオフはとっくにオークファンとかの中古相場をリサーチしての価格設定だし、ヤフオクにも出品してるので掘り出し物はない。（というか掘り出し物あったの10年以上前になるんか・・・）それにブックオフ自体下火なのはとっくのとうで、ここ数年閉店祭りだ（俺の近所は）。
それにしても何が俺をせどりに突き動かしていたんだろう。カネを稼いだところで実家ぐらしで人付き合いなしの基本引きこもり。仕入れ以外引きこもり。その仕入れなんて2008年とか元旦以外皆勤賞レベルでアキバに毎日通っていた。
その頃は20越えて親がお小遣いくれなくなったので、多少なりとも金を稼ぐ必要があった。でもバカスカ稼ぐ必要はなかった。稼げるものが転がってるのに行かない理由はないという感じでなにかに取り憑かれたようにアキバに転売品を求めて足を運んでいた。
そんで2年半くらいで200万程度稼ぎ、その中で大学の留年代を自腹で払ったりした。その後とあることがきっかけで引退せざる終えなくなったが、いい足の洗い時だったかもしれない。せどりで稼げなくなってきたころだったから。
それからネットで仕入れネットで放出するというスタイルを確立。うまく回るまでにアキバで稼いだ200万を吹き飛ばしたものの、軌道に乗ってからは薄利多売で自由時間まるでなし状態だったが、まとまった金を稼ぐことができた。10年くらい続けたし。その金で今の気ままな無職生活は成り立っている。
今思うとそれなりに楽しかったかな。店員さんとも仲良くなって掘り出しものを店頭に出す前にこっそり仕入れられたし。あの店員さん今何してるんかなぁ。時々そんなことを思う。
