クソマミレンの愚痴

30超え職歴なし長期引きこもり明けのダメ人間がクソ記事を量産

2021年12月31日エア散歩 ~家から一歩も出ず~

・散歩

せず

 

・獣道4感想

www.twitch.tv

朝から昨日やってた各ゲーマーウメハラ主催のゲームイベント・獣道4のアーカイブを見た。

 

一通り見たけど1回戦のスト2Xが一番面白かった。

才能、ルックス、ユーモアと三拍子揃った若手スター選手VS30年毎日スト2やってる人生スト2のおっさんという戦い。

 

この獣道では4回戦にスト5の対戦をプロ同士がするというのもあったけど、彼らがまた何年後かに対戦するとしてもおそらく次のスト6という違うタイトルでやるだろう。

 

でもこの二人はずっとスト2Xという一つのゲームをやり続けているのでこれまでつぎ込んできたものの絶対量が違う。おっさんのほうなんて10代のころからおっさんになるまでずっとやってるから人生かけてやってきたよーなもんだ。

 

んで、この二人が対戦したわけだけどすごい戦いだった。

 

以下ネタバレあり。

 

若いスター選手はコタカさん(以下敬称略)という人でこれまで3回くらい獣道に出演してかつて名を馳せた第一世代古参有名プレイヤーに圧勝してきた。ガイルを使う。

 

30年選手のおっさんプレイヤーもまたやっぱりそんだけやってるだけあって相当な実力者らしい。ユウベガさん(以下敬称略)というハンドルネームでベガを使う。

 

キャラ差はガイルのほうがちょびっと有利だという。

 

2セット目まではどっちが勝つかわからないシーソーゲームだったけど3セット目でコタカが完全試合

素人目ながらここまで見た限りはコタカのほうが優勢に見えた。

なんやかんやでまたコタカの勝ちか・・・と思っていた。

 

が、途中でとんでもないことが起きた。

 

コタカがリーチかけたラウンド。

このラウンドを取ればコタカの勝ちが決定する。

このラウンドでめくりを通したコタカガイルがユウベガベガをピヨらせる。

もうリーサルであとは締めのコンボを決めればコタカの勝ち確定という場面。

 

ああコタカの勝ちか・・・

この放送を見ていた誰もがそう思っただろう。

ただ一人を除いて。

 

ところがここでコタカ選手が簡単な勝利へのコンボをまさかのミス。

最後のサマーのタイミングが遅かったのか最後まで繋がってなかった。

ユウベガはそれをガードし反撃。九死に一生を得る。

それからユウベガは動揺したコタカの攻撃をいなし、残り体力ギリでそのラウンドを逆転勝利。なんとか次につなぐ。

 

という場面があった。

 

ここですごいのがユウベガが負け確という状況でレバーをガード方向に入れていたことだ。

冷静に相手のミスに備えてガードしながら溜め作ってた。

 

このラウンドがその後の試合の流れを決定づけ、コタカは敗北した。

 

そして勝敗が決した後の会場の異様に重い空気。負けたコタカの精神的ダメージは凄まじく椅子から立ち上がるのもやっとなほど。立ち上がった後も獣道2のときどのようにうつむいている。

絞り出すようにコメントしていた。泣いてたんだと思う。

 

勝利したユウベガも涙目になって泣きそうと言っていた。この戦いにかけてきたもの同士にしかわからない熱い思いとかあるのかもしれない。両者ともめちゃめちゃ練習しただろうし。

ちなみに二人をよく知る実況の人も感極まってた。ウメもぐっときたらしい。

 

見ているこっちからしてもこの二人が普段からスト2Xを愛しどんだけ真剣に取り組んできたかが伝わってきた。なんかどっちも頑張ったし両方とも勝ちでいいじゃんと思うんだけどそれほど勝ち負けというのは重いんだなと思った。普段誰とも勝負せずに逃げ回ってる俺が言うのもなんだけど。

 

自分では何もやってないけど、対戦ゲームでこんなに感動したのは初めてかもしれない。なんかずれてるかもしれんが頑張りの美しさのようなものを感じた。

オリンピックとか見て感動して泣いてる人とかの気持ちが少しわかった気がする。

少しミスると一気に逆転、体力全部持っていかれるみたいなハラハラドキドキのゲーム性も面白い。スト5と比べるとめっちゃテンポいい。

 

ん~でも若い人から見るとおっさんたちのゲーム甲子園みたいな感じなんだろうな・・・

それ見て感動している俺もおっさんになったということか。

 

ちなみに他の競技は微妙だった。

シューティングに興味なく画面がうるさい上に2つあるので疲れた。

ぷよテトは決着後の当事者のやり取りが良かった。

最後のスト5もあっさり決着で微妙。スト2Xとかテトリス見た後だとやたらもっさりに感じる。カワノは部分部分で光るものはあるけど局所的というか・・・対してときどは勝ちまでの全体的な筋道を頭の中で立てていてカワノはその計画の一部に組み込まれているかのような余裕を感じた。カワノは途中でセットを取ったりするけどそれもときどの想定の範囲内で最終的にときどが勝つ・・・という様相を呈してきて途中からカワノが勝つと全く思わなくなってしまった。

カワノの対策はなんとなくこれ勉強してきたんだなというのが目で見えるけどときどの対策は目に見えない感がある。あとやっぱタイムアウト勝利の時間調整うまいなと。

でもなんも知らん人がこれ見たら一番地味と感じると思う。知ってる俺でも思ったし。

でも獣道4は興行的には成功だったんじゃないかと思う。

 

以上

1年前

kusomamiren.hatenablog.com