・散歩
4年ぶりくらいに渋谷のスクランブル交差点のあるところに足を踏み入れる。
5年前に頻繁に通っていたお決まりのルートを久しぶりに辿ってみる。
そこから今は亡きブックオフへ。ちなみに今はGUになっていた。
それからダイソーへ行き、東急ハンズが見えたら曲がる。そして代々木公園方面に。
でもあんまり楽しくなかった。
湿度が高かったからだろうか。
でも代々木公園の原宿側の入り口は全然人がいなくて快適だった。
森になっているとこはぬかるんでそうだったので、柵の外を歩いた。
・七原くん
という人の放送を初めてみた。
配信を休止していた1年半の間に彼に何があったのかを語る枠。
第一印象は加藤純一っぽいしゃべり、仕草。
関心したのは、構成がうまいこと。
基本的に時系列順に進行していくのだけど、無意識にそういう語りになるのか、なんか物語調の聞かせる語りで普通に面白い。
例えば、この1年半の間に彼の父親が死去しているという事実があるんだけど、時系列順に語るから最初に彼の父親のエピソードに触れた時、彼の父親はまだ生存しているのでまるで今現在も生存しているかのように話している。
こういう時、ついネタバレで親父が死んだとか言っちゃいそうなものだ。そのほうが食いつきそうだから。なぜ死んだ?知りたいと視聴者に思わせることもできる。
しかし、彼は2時間の配信を全体として捉え、ここでまだこの事実を控えておくという選択をした。
冒頭で彼の父親の話をちょろっとすることで布石をうち、中盤の家族会議で父親が現れなかった事実を提示。どうせクソ親父だから行くの面倒くさくてすっぽかしたんだろうと思わせといて、終盤のネタバラシで彼の父親もまた七原くん同様病と戦っていたという事実が明かされる。
最後に死去の知らせを受け取ったことを語るというような感じで結構聞かせる語りをするのだ。
そして同時進行で腎臓くれと言った歳の母親の反応、ドライな性格の義弟、死にかけた時に助けてくれた友人、優しかった病院の先生、入院生活、看護師への感謝の手紙なんかのエピソードを描写していく。と同時にそれぞれの人物に接して感じたことを面白おかしくおちゃらける。リスナーのコメントも合わせて。
基本的に大病で死にかけ透析人生になるとか、家族から縁切りされるとか重いエピソードがメインなんだけど、それを相殺するようにプラス思考で笑わせる。
彼の隻腕を得たみたいなポジティブ思考で救われる人もいるだろう。
面白かったので結局3回も見てしまった。
無縁仏となった彼の父親の墓参り配信とかも後日予定されているので楽しみだ。
以上
1年前