・宝物
JASHさんのナイアンテックがっかりですわ~動画の中にワンちゃんに穴を開けられたTシャツが宝物だみたいな話があった。
ほんとそうだと思う。
愛犬が天国に旅立ってからほんとにそう思う。
爪で引っ掻いて傷だらけになった床も、かじられたコンポジット端子も、これまたかじられて歯の噛み跡、穴がついたコミック本も、ちっちゃなうんちの写真でさえも今では宝物だ。
・懐古厨
友達から今から25年前の映像を紹介された。
バスの運転席からの車載カメラの映像。
それがYoutubeに載っていた。
今は潰れて別に店になっているが、小学生時代は存在していた店とかを見ると懐かしさで胸が満たされる。
頭の中にあるおぼろげな記憶と25年前の当時の映像が反応して心がじんわりする。
なんなんだろうこの気持ちは。
幸せ(というのはおかしいけどそれに似通った感情)でもあり悲しくもある。
当時の実物は今は消えてなくなっている。更新されたから。幾度となく。
でも確かにかつてそこに存在していた。その時代時代に各々存在していた。
普通は小学生時代に存在してもうその消えてしまった存在を目で見ることはできないし、時の経過とともに忘れていく。
そのはずなのに、確かにその風景は俺の記憶の中に存在していたのだ。
当時の建物は忘れ去られたように見えて、だが、記憶の中ではちゃんと生きていた。
実物は死んだけど、心の中で生きている。
そういう要素に胸が揺さぶられたのかもしれない。
以上
1年前。