アスファルトで固められた歩道にレベルEのゴールデンハンマーみたいに突き破って出てきたような木。
1つや2つじゃない。こんな光景がそこらじゅうにある。
ひょいと手を伸ばせば、もぎ取れる位置にある。
しかし、ここらへんに家持っている人たちの敷地にはよくこういう夏みかんの木がある。1つ2つ拝借しても怒らなそうなほど実っている。
大室山だが、今の時期はこんなんだが、夏になるとグリーンになるらしい。
今は来時じゃないかも。
シャボテン公園の看板。
字面を見る度にFF8のジャボテンダーを連想する。
ここから一碧湖にバスで行きたい時に午前11時16分を逃したらアウトっちゅーことか。
みにくいが、夏みかんじゃない実がなっていた。
別荘地を分け入っていく。
そして、東伊豆道路へ。
少し南下すると例の博物館。
ぶちぬかれとるのぉ。
意図的かねこれは。
うわぁ
入りたくない観光名(迷)所。
城ヶ崎海岸方面へ。
城ヶ崎海岸駅っぽいものが。
なんか卑猥。
みかん狩りしたい人はどうぞ。
吊橋をとりあえず目指す。
なんとも南国風味な道。
なんとなく斜めって撮る。
入り口。
城ヶ崎海岸周辺図。
ここが観光名所で有名な吊橋の遊歩道入り口。
普通の人→ここまで車できてここから徒歩で散策→吊橋に行く
俺→ここまで徒歩で来て、ここに入らない→踵を返す
車はたくさん駐車場にあった。
入り口付近にも人がちらほらいるし、出発して間もない人、散策を終えて帰ってくる人など各々がレジャーを満喫しているようだった。
ここに到着した時点で午後4時。
この時期は5時を過ぎると暗くなり徒歩だと車対策でライト必須みたいな感じなので、踵を返したわけだが、タイムリミットがなかったとしても俺は吊橋まで探索したのだろうか?
俺は俺だ。明らかに普通な人じゃない。
そんな浮いている俺が普通な人に混じって観光名所でピクニックなんて虫唾が走る的思想が頭の中で軽く展開されるのは普通じゃない人故であろうか?
なんか受け付けない。
はるばる伊豆高原に来てからというものの、大室山リフトで大室山山頂に行ったり、シャボテン動物公園、ぐらんぱる公園、オートマタなんとか、オルゴール、テディーベア、へんな博物館、赤沢温泉に行くとか通常人が観光人として期待される模範的な行動は一切取っていない。(金がかかるというのもあるが)
どこも中に入ってない。ただ散歩の道中で素通りするだけ。
というかそげな建物ん中にゃ~、あいつらがいる。
俺が東京で散歩している時に目の中に入れたくない、いつもの連中。
つまり、カップル&ファミリー。
ここでもこいつらが俺を萎縮させる。
観光地だろうが、忍び寄る自己憐憫モードを回避するためにそういう連中がパッキングされた建物を敬遠するのかもしれない。
めったに人と出くわさない歩道をイヤホンでニコ生のMP3なんかを聞きながらあるき続ける日々。
でも自分にとってはそんなひと時に幸せを感じるのではないかと、振り返ってみるとそう思う。
誰にも何にも縛られずにマイペースでただひたすら歩を進める。
何事にも変えられないオンリーワンタイム。
これが好きだから人と関わり多少なりとも拘束を受けることに抵抗感を覚えるのかもしれない。(社会経験、人間関係経験値0という他にも)
ちなみに、ここまで歩いてきたが、道中で歩いているのは数名。ご近所さんと、トレランしてる男女グループなど。あとは全部車。
帰り道は大通りに出るまで歩行者は俺の他に誰もいなかった。
こういう比較的幅広の歩道が敷設されているゾーンは安心する。
ああ、空がきれいだなぁ~。
こういう道の一本道だと歩道に競合他者がいないため歩きスマホもし放題。
都内ではそうはいかない。
ただ舗装されていないゾーンは小石や木の枝にけつまずいたりして足をくじいたり転倒する恐れがあるので油断はできない。
にしても、歩きスマホなんてしてるやつは一人しかみてない(昨日)。