今日は相当メシウマな日だった。
なぜならヒードランを捕まえることができたからだ。
これまでの戦歴
1回目⇢7投失敗
2回目⇢6投失敗
3回目⇢9投失敗
(それにしても1回目のヒードラン戦は40秒そこらでこちらの手持ちも全く死なないでものすごい速さで倒せたんだよなぁ。それも5人以下。化物じみたガチな人たちのグループに入ったんか。よーわからんけど。)
午後4時半過ぎ、アキバ南西の神田川の橋付近にヒードラン出現。
確認後すぐヨドバシアキバから現場に急行。
10分ほどで現場に到着。すでに人だかりができている。パッと見で30人以上いた。
画面を見るにすでに9人も参加メンバーがいる。
これまで3人程度でも問題なく倒しているため楽勝かと思いきやそれなりに苦戦。しかし難なく撃破。そしてゲットチャレンジ。昨日進化させた水ポケモン オーダイル2匹の貢献度が高いのか昨日同様9投貰えた。
金ズリを使用。そしてまさかの一投目であっさりゲット。エクセレントはおろかグレートでもナイスですらなく、ただのカーブボールでゲット。
そして30分賢者モード。
途中で近くのベンチに人が座ったが、しばらくして天を仰いでどこかへ退散した。
彼はゲットできなかったのか?それともゲットは死ぬほどしていて個体値がクソで天を仰いだのか?それとも俺と同じでつかの間の賢者タイムだったのか?
興奮のあまり賢者モードがおさまらず5時までそのベンチに座っていた。
世界の理を理解した気がした。
そして急に自分の中のどこに隠れてたのか知らないが妙な優越感が湧き出てきた。それからゲットできなかったであろう人を急に見下しめつつある自分を感じた。おそらく世の中の勝ち組はこういう目で負け組の連中を見ているんだろうと思った。
2007年のアニヤハインドマーチエコバッグ争奪戦の時にエコバッグを買えた親子が買えないことが確定している人たちの列に向かって「買えないのになんで並んでるのかなぁ!!この人達www」とわざと聞こえるような大声で親子揃って煽ったときのことを思い出した。
自分の中にもあの醜い感情があるということを知る。だがその嫌悪感も溢れ出る高揚感にかき消されホクホクした顔でアキバから帰宅。もちろん効果は一定期間というリミットがあるのだが帰りの道中俺は心情的に無尽蔵の幸福を感じていた。もう周りの人がどーだとかそんなの至極どーでもよくなった。多分初体験後はこういう感じなんだろう。
一人でもこんなに興奮し高揚し勝ち組感を味わえるのか。
でもこんなことで高揚感を感じる事ができる俺はお得だ。
幸せのハードルは低いに越したことはないし、自分にとって都合も良い。
ちなみにオーケーストア(地元)の帰りに自転車にまたがってスマホに夢中の2人(おそらく互いに赤の他人)が路肩に。もう俺はピンと来たね。ヒードランがいるって。
すぐさま自分のスマホを確認したらやっぱりいた。
結構やってる人いるんだね。
そして俺は高みの見物。
「まぁ、せいぜい頑張れや」
勝ち組しか醸し出せない強者の余裕。
リアルワールドでできない分、バーチャルで俺たち(他に誰?)は満たすしかないのだ。
・今日の道程
自宅⇢清洲橋⇢浜町⇢永代橋⇢八丁堀⇢銀座⇢新橋⇢浜離宮⇢築地⇢東銀座⇢アキバ⇢浅草橋⇢両国⇢錦糸町⇢帰宅
銀座の歩行者天国でアイドル性の高い真っ白白助のハスキー犬を見た。すごい表情豊かでなんかフリフリして愛嬌を振りまいていた。
なんでお前はそんなに可愛いんだ!?
おばさんたちを魅了していたが俺もメロメロにされた。
・その他
近所の某店で働いてる2mくらいのバレーボール選手みたいな大学生くらいの男性。
ガリで猫背でメガネで挙動不審、そしてやたら目立つ。
ちょっと残念だな。
コンタクトに変えてビシッと胸張って堂々と歩いて髪型とかイメチェンしてジム通って肉つければモデルのバイトでもできるんじゃないかと安直に考えたが、等身が高すぎて逆にアンバランスということもあるのかもしれない。ユニクロのモデルとかも180~185cmくらいだし、もこみちも一見モデルに適しているように見えるが通から見ると彼は首が長すぎてモデルとしては不適らしい。しかしほけんの窓口の実店舗で等身大パネルを見た限りそうでもなかったんだよなぁ。加齢で顔に肉がついたのかなぁ。
・20年目の真実
ヤドンというポケモンがいる。俺はなんとなくヤドン⇢ヤドラン⇢ヤドキングという具合に進化していくもんだと勝手に思っていた。しかし、シェルダーがヤドンのしっぽに噛み付くことによりヤドランに、頭に噛み付くことによりヤドキングに進化するらしい。つまりヤドンからの2者択一の分岐進化。20年目にこの事実を知る。
以上。
1年前
kusomamiren.hatenablog.com1年前もアキバに行ったらしい。この頃はまだ道のりがおぼつかないようだが、今はもう目隠ししてでもアキバに徒歩で行けるレベルになっている。たとえ迷子になったとしても見たことがある景色をつたっていけば補正は容易。その見たことある景色の数も相当ストックが脳内に溜まっている。やっぱ人間数をこなせばある一定のラインにまでは誰でも到達できるんだろうということを思わせる。俺でも行けんだから。そういうノリでやっていくと幾分楽観的に物事を捉えられるかもしれない。どんなバカでも数さえこなせば上達する保障がなされるわけだから。