今日伊豆高原を離れて東京へ向かう。
その電車の中でこのブログを書いている。
最初来た時はすぐに帰ろうという衝動に駆られることが一回や二回じゃなかったが、住めば都じゃないけど、日数がたつにつれて環境に適応してきて気づけば2週間くらい滞在していた。
空気がきれいで景色がいいところが良かった。
しかしその反動かというのはこじつけだけど山道多々で坂がきつい。散歩と登山のあいのこみたいな道のほうが珍しくなかった気がした。
でもこの環境に年単位で身を置くとするとそれはそれで抵抗がある。
短期間都会の喧騒を離れて骨休め、充電的な感覚で過ごすのはいいけど、ずっと居着いてしまうと
帰り道の途中で伊東駅周辺を通ったが、暮らしていた伊豆高原周辺と比較すると賑わっているし若年層カップルなんかもちらほらいる。
伊豆高原はスーパーど田舎といった感じではなく、適度にスーパー、ホムセン、ドラッグストア、100円ショップなどがあり田舎という枠の中では便利な方だ。車があったら便利に越したことはないが、引きこもりの生活域という観点では車必須というわけではない。近場の観光名所やら先ほどの店舗で働けば車なしでも普通に生きていけそう。
対して伊東はそこよりも更に栄えている。
印象としては一回しか行ったことがないところだけど青砥駅周辺のような感じ。それに温泉要素を配合したみたいな。
アメ横-御徒町チックかと思ったが規模が全然違うし、激混みでもない。
個人的に伊豆高原と伊東どちらかに住めと言われれば、伊東を選ぶだろうなぁ。
伊豆高原は景色がいいけど、なんかきれいすぎる。
それより清濁入り交じる伊東のバランスの良さを選択する。
といっても伊豆高原で長く暮らしたわけでもないし、伊東の伊の字も知らないほどただ通り過ぎて上辺だけの街の雰囲気を感じただけだが。
またここに来るかもしれないが、ここまで来るのに片道最安で2,500円弱かかる。
往復で樋口一葉コース。
ただ、日本屈指の高運賃区間の伊豆急部分(伊東→伊豆高原)を徒歩で移動すれば片道1800円弱で行ける。
伊豆急は高い。
伊東→伊豆高原で徒歩約3時間で660円。
ちなみに亀戸→新宿(2時間30分弱)で220円。
住吉(東京の)→渋谷(半蔵門線)(2時間30分弱)で240円。
伊東→伊豆高原のコスパ最悪部分を徒歩でいくとなんか得した気分になる。
普通に働いている人は損(1時間220円の節約、裏から見ると時給220円)なんだけど
無職の身だとすごい得した気になる。
亀戸→伊豆高原
全区間の最安→2430円(たしか)
伊東-伊豆高原徒歩→1770円
新宿から亀戸、錦糸町の部分を徒歩にすると1550円。
伊東→宇佐美を徒歩にすると90円削れて1460円で行ける。
宇佐美→網代(宇佐美の次の駅)まで2時間ほどでさらに90円削減だが、コスパが悪い。180円の節約でようやく検討に値する距離。
伊東→熱海は5時間コースなので現実問題として厳しい。
伊豆高原→熱海&新宿→錦糸町・亀戸を削ると1290円となる。
錦糸町→新宿と宇佐美→伊豆高原を徒歩にすることで往復で2000円近く削れるが、この部分を徒歩で換算すると6時間くらい。
いずれにしても、普通に働いている人は電車で全部移動したほうが時間的な意味で得なのである。