・散歩
日比谷からのアキバ。
都会を歩いてるカップル。
美男美女、男は背が高い、ファッションとか髪型が今どきのトレンド、清潔な雰囲気・・・
今日の日比谷~大手町あたりにかけてそういうのがいっぱいいた。
リア充ピラミッドの上層におられる方々。
ああいうやつらの心模様が掴めない。
多分同じ属性の存在じゃないと気持ちは理解できないんじゃないかと思う。
特に女。
男は表参道あたりのヘアサロンで道明寺司ヘアにしてくださいとでも言えば今風の髪型の出来上がりだろう。ファッションに関しても原宿とかで適当に見繕えばおしまい。
女はそれに加えて化粧もある。
上記は物理的なことだけど、心理的なものが理解できない。
どう考えても「見られることを強く意識しすぎ」ている感じが超リア充の女はする。
俺は人に見られたくない、あなたの背景でいてほしい、そう思ってるから真逆の女のファッションも髪型もカンスト、自分の武器強調(胸がでかいとか尻がエロいとか足が長いとか)をして自意識過剰気味でプリプリ歩いている女は一体何を考えているんだろう。
いや、そういうのは頑張ってるのが伝わってくるから、そつなく涼しげな顔してそれに寄せてるイケてる女みたいな属性のほうが腹立つ。イケメンとかノッポとかマッチョとかの彼氏と歩いていたりなんかすると。
とは言え、目の敵にするほど腹立つとかではもちろんない。
それこそなんかちょっとばかり面白くないな・・・というごくごく僅かなほんのりとした憤怒だ。
でも、同性で俺のようなひねくれた考え方をする女がいたとしたら・・・と考えると職場で美人が醜女から迫害されて退社するというネットの話も理解できる気がする。
俺は別に美人の彼女が欲しいとか思ってないけど、イケメンの彼氏を喉から手が出るほど心の底では欲しているのに、それは叶わない。
普通な人ならハードルを下げるなりして分相応に落ち着く。
実際そういう人ばかり街にいる。
同じような顔面偏差値のカップルが最も多い。
だからこそ顔面格差カップルを目撃するとおやっと思うのである。
しかし、やっぱり彼女が欲しいと全然思えない。
思わないんじゃない。
思えない。
これは多分病気だろう。
人間恐怖症、人間と付き合うの面倒病、傷つくのを恐れすぎ病。
一人で生きていけると言ってもやっぱり心のどこかで自分の人生面白くない感を感じてしまう。
それは外を歩くことで街の人を見るという刺激が自分に影響を及ぼすからだろう。
地元で引きこもっている時はそんなことは感じなかった。
自己完結している世界に閉じこもっていたほうが、精神は安定していると思う。
他の人間とコミュニケーションを取りたいと心のどこかで思ってるのかもな。
別に彼女を作るとかそんなんじゃなく、誰でもいいから。
そして、無職という属性への負い目でそれを放棄してしまう。
しかし無職というとろくなやつがない。
俺のような健康を気にしてタバコも酒も風俗もいかない真面目系高齢無職なんて見たことがない。
そんな俺みたいなやつがいたら見てみたい。
一方で普通に社会人をしていて出会いがないと言っている人もいる。
その属性での経験がないからわからないけど、多くの人はどうやって出会って、恋愛に発展するんだろうか。
というか、いつからだかしらんが、自分の中で恋愛=気持ち悪い、恥ずかしい、ムズがゆい、虫酸が走る、あいつらの仲間には入りたくないと思ってるので考えるのをやめよう。
並の人間は人間にそこまで恐れを抱いていないので、結局最終的には性欲に屈し、そういう関係になるんだろう。なれるんだろう。
思考がこじれすぎてる今、他人と関わると自分が壊れてしまいそうだ。
以上
1年前