・散歩
日比谷まで。
今日も警備体制が強化されていた日比谷帝国ホテル周辺。
来日でぐぐってみると海外のサッカー選手(エンバペとか)が来日しているらしい。
もしかしてこれ?
警備もトランプが来たときみたいにガチガチというよりか程よくみたいな感じだし。
図書館。
座るも後ろの高齢者がなにやらカリカリ音を出して全く落ち着かず4人がけに移動。
最初におっさんが座っていた。割と落ち着いた。
そのおっさんが去り、新しく入ってきたイカつい系のやつ。
こいつが微妙に落ち着かない。
別に音を出してるわけじゃないけどなぜか落ち着かない。
俺は思った。
なんか落ち着くやつと落ち着かないやつがいるんだと。
多分だけど今回の本質は「警戒」だと思う。
最初のおっさんは俺のことを全く歯牙にもかけず警戒した様子もなかった。
意識の視線みたいなものも感じない。
でもイカツイやつからはなんとなく警戒心と意識の視線を感じる。
これがうざい。
ってか俺と歳とか見た目が近いやつってもしかして変にライバル意識みたいなもんを出すんか?と思った。
おっさんは世代が違うのでそういうのは感じない。
女は外で群れるとひたすらうるさいけど、単体だとうるさくなく、意識の視線やらも飛んでこない。基本臭くない。
おじさんまでの世代は当たりだが、それ以上の高齢者になると癖の強いのが多くなってきてそういうのの近くには座りたくない。関わりたくない。
割と理想に近い同席者である壮年のおっさんが10年、20年するとあの高齢者になるのが信じられない。
というかホワイトカラーのおっさんからはあんま厄介じゃない老人になり、ブルーカラーからはもう絶対に関わりたくない小麦色の老人になるのかもしれない。
最近は人を見ないようにしている。
老人を見ると遅いなぁと思い元気がなくなり気が滅入る。ファミリーやカップルを見てもやっぱり気が滅入る。女を見て女を意識するのも意味ないし、男には興味がない。
他人を見るメリットなんぞ何もないのだ。
メリットがあるとすれば目の保養の対象くらいか。
男側からなら美人やらスタイルがいい女。
女側からなら長身イケメン。
たまにそういうのが歩いているがそういうのを見ても俺にとって目の保養というよりかは気が滅入る要因になる。
長身イケメンと長身美女のカップルなんか見ると最大級に気が滅入る。
子供が並んで歩いているところを見てもかわいいとか思わないようにしている。
所詮は人間のガキ。
よく見るとブサイクな顔ばかりだし。まぁたまにかわいい子もいるけど。
ということで店が並ぶ町並み、ビルディング、緑なんかを見るよう意識している。
そんで七原くんとか暗黒放送の何の身にもならないくだらない他人の愚痴を聞きながら歩いている。
リアルを充実するという観点からみるとホントクソな人生を送っていると思われるだろうが、これがなぜか飽きないしやめられない。
家に帰っても寂しさに心震えて枕を濡らすなんてこともない。
もうこの生活に対して住めば都状態になっている。
たまに実家にいる犬は元気にしてっかなぁ、会いたいなぁと思うことはあるけど、家族に会いたい、おふくろの料理が食べたいなとは全く思わない。
友達を作りたい、女を作りたいという気持ちはあるのかもしれない。
ただ数多くの巨石に埋もれているという感じ。
どかすのも面倒だしこのままの状態で手に届きうる身近な幸せで妥協する。
これが俺の今の状態だ。
貯金が尽きるまではおそらくこのまま変わぬ自分でいると思う。
以上
1年前