FFのキャラみたいな顔をした外国人か日本人か人目で見分けがつかない女が自転車にのっていた。青山トンネル。
しかしこの場違い感は一体何なんだ。
本来その人がいるべきところにいないという現象はたまにみる。
例えば、近所のサミットでは、9頭身くらいの長身(180cmは確実にある小顔できれい)の宝塚の男役で元トップスターみたいな風貌の女性が働いている。
その人を見るたびに、なぜこの人はこんなところで働いているのだろう。適材適所の法則から著しく逸脱しとるやんけ、なんて思う。
それと同時にもったいねぇなぁと思う。
この人ならおそらく雑誌モデルに余裕で慣れるし、そもそも雑誌モデルをやっていた過去があるかもしれない。竹下通りにいけばスカウト責めにあい、パニックになるであろうほど。ちょっと言いすぎかもしれんが。
やや歳がいっているが、素人目だけどキャバクラ嬢になっても余裕で固定客がつくだろうし、街を歩けば、男性はドキッとして振り返りまくるだろう。そのくらいの女性なのだが、スーパーでいそいそ愚直に働いている。
アイドルがバイトしているという雰囲気ではなく、また言うが結構歳いっている感じなので、腰を据えてパートをしているといった感じだ。
彼女にも夫がいて、一般的な家庭を持っているのだろうか。
しかし、こんな女性がいると色んな意味で落ち着かない。
ついつい視線がそっちにいってしまう。なんせ超目立つから。
おそらく客は皆見るだろうし、本人も流石に見られているなぁ~という意識はあるだろう。
そう考えると、めちゃくちゃ落ち着かなそうだ。
俺ももこみちみたいになりたいなぁ~、あのスタイルで街を歩いたらどれだけ楽しいことか・・・と妄想したことがあるけど、それはそれで別の悩みが出てきそうだな。