・散歩
上野とか浅草とか錦糸町とか
・半身不随の人から話しかけられた
ヨドバシアキバでふらっとやってきて話しかけられた。
半身不随を名乗る男性。
ハンディキャップを背負いつつも自転車で行動しているとか。
詳しい話はプライバシーなんで避けるけど印象としては、アクティブな人だなと正直に思った。
と同時に自分の自慢的な話をし始めたので普段承認欲求に飢えている?なんてことも思った。
あとなんか俺と同じ匂いを感じた。
彼もまた孤独なのかもしれない。
こうやって赤の他人の俺に話しかけるコミュ力があるから違うかもしれないけどなんとなく。
俺の苦手な世間話なんだが、今回は相槌を打つのみならず、相手の会話内容から話を広げるために質問なんかしてみたりしちゃった。
俺のした質問を相手が聞こえて意味を理解して回答が返ってくる。
俺もやればできんじゃんと思った。
これまでこういう場合俺の声が小さすぎて聞き返されて、なんか会話する気がなくなってもういいや・・・って感じだった。
今回は相手の声の大きさを参考にしてやや俺の声もでかくしてみた。
やや騒がしい家電店の中ということもあって。
でもやっぱり相手の声の張りに比べるとふにゃっていう感じだなと自分ながら思った。
最後は話が続かなくなって相手がすすっと会話を切ってくれて別れた。
話が終わっちゃった後にどうやって切り上げればいいんだろうってずっと考えていたから助かった。
夕方また例の本の要約チャンネルで上のほうにあった孤独系の本の内容を聞いていた時に思ったけど、俺はどうも他人と接すると過剰に良い子ちゃんになっちゃうのかもしれない。
でも初対面の赤の他人に素で話すっていうのもあれだし、そもそも俺は対他人とのコミュニケーション経験が赤ちゃんなので自然体で話すことがどういう感じなのかも勝手がわからない。
でも今回は相手の話す内容の詳細な部分を知るために質問をしたりと割とコミュニケーションという行為を楽しめた気がする。
まだ、ギクシャクでそれを隠すために取り繕ったり相手に併せたり必要以上にいい子ちゃんを演じてしまってはいるもののまぁ赤ちゃんだからしゃーない。
まぁこれも楽器練習と同様で慣れでひょっとしたらどうにかなるのかもしれんな。
・事故ってうなだれてる人
リアルでこれを見た。
道を歩いてたら実況見分してる警察官が見えた。
傍らにはフロントが潰れて破壊された車。
エアバッグがあれば助かってそうな感じではあるが。
そこを通り過ぎる時にortしてる人が見えた。
服には宅配サービス会社の名前が。
仕事中にやっちまったみたい。
さらに近くにはもう一台斜めに車が止まってる。
これとぶつかったんだろうか。
それにしても俺の人生終わった・・・と本気で思うとああいう風に地べたに四つん這いになって頭を地面につけてうなだれるもんなんだな。
なんというか話しかけられない雰囲気を発していた。
別に慰めるという勇気もないし、相手の耳には届かないだろう。
そういう決めつけもまた俺の中の治すべき課題のようなものなような気がするけど、俺は同じ経験をしたことがないので何も言わないほうが無難ではあるが。
赤の他人の人生が地に落ちた瞬間に遭遇したわけだが、それにより自分が相対的に上がったとかざまぁとか思うことはなかった。
嫉妬や比較という孤立感を高める行為も以前と比較するとかなりマシになった。
ほぼないと言っていい。
ただ、お気の毒にくらいは思った。その姿から伝わってきたとても残念な感じ。
でも、がんばって立ち直れよ、とかは正直思わなかった。
以上
1年前