散歩中聴いた曲
・玉置浩二の「メロディー」
何気なくこの反応チューバー(日本の歌を聴いて反応する外国人Youtuber)を聴いていた。
そんで玉置浩二の俺が聴いたことない曲をなんとなしに聴いてみた。
そしたら聴いている内に涙が出てきてびっくりした。
無論散歩中。浅草あたりで横断歩道待ちをしていた時に俺は路上で泣いていた。
歌詞が共感するとかそういうんじゃなくて、玉置の歌声そのものが俺の涙腺をダイレクトアタックみたいな感じで俺を泣かした。
歌詞聴いてないのに泣かすってどういうこと?
ってか歌聴いて泣いたのは生まれてはじめてかもしない。
ああ、これはやばいと思って一度聴いてこの曲は封印した。
・散歩
今日の目的地は北区王子の飛鳥山公園。朝8時半出発。
到着は午後1時前くらい。
行く前に近くにオーケーがあったんでそこよる。
サッカー台でロール状のビニール袋をこれでもかというほど持っていくクソジジイがいた。本当にいるんだ、こういうの、と思った。
店出たら俺の知らないZARDの曲を大音量で流してる目つきが生瀬勝久みたいなヤバそうなおっさんが自転車に乗って去っていった。
これが北区なのか。北区クオリティー。ひろゆきの育った北区。赤羽じゃなくて王子だけど。
・飛鳥山公園感想
2度目。前回はコロナ前&お花見シーズンということでクソほど混んでいたが今日はまばらだった。大河ドラマの町おこしみたいなことをやっていた。
死にそうな猫がいた。写真を撮っていたら寝返りをうとうとする。そしたら首が見えた。そしたら首輪があった。捨てられたんかな。可愛そうとは思いつつ見捨てる。おにぎりと水くらいやったらよかったかなとちょっと思ったけど踵は返さず。
最大の感想は飛鳥山というよりかカラスの山という感じでやたらカラスがいる、ということだ。10分くらいしか滞在してないのに上からカラスの糞尿が2回も降ってきてあやうくクソまみれにされるとこだった。
ほとぼりがさめたころにまたメロディーを聴く。今度は原曲で外国人の反応なし(1997年のライブバージョン)を散歩中に聴く。そしたらまた泣いた。今度は終盤の歌詞で犬と楽しかったころを思い出して泣く。途中で寄せ書きがどうのこうのという俺にはなかったリア充的な過去の歌詞んところは逆に冷める。
この曲ってなんかびっくり要素があるんだよな。メロディ~と優しく歌ったあとに、泣きながらああああああああああああああ!!!!ってでかい声でびっくりする。
金八先生で武田鉄矢が風間俊介に優しく微笑みかけたあとに思っきりビンタするみたいな驚き。
びっくりすると同時にその声も心にやや響く。
ややというのはここはフルパワーじゃなくて(最後の盛り上がりのために力をセーブしている)後半にここから更に一歩踏み込んでくるからだ。メロディ~→泣きながら的な歌詞の波状攻撃が待ち受けている。しかも後の方の攻撃のほうがよりエモーショナルに。
インストゥルメンタルパートが終わったあとのメロディー→泣きながら~の泣きながら~のとこで玉置の伸ばした声が最後の方に変化する。ビブラートってやつ?そこがやばい。あの揺れが涙腺にぶっ刺さる。
何度もそこの部分を分析するように聴いたけど20回くらいまでは涙腺を揺らす効果あり。これにはちょっとびっくりした。思ったより長持ち。その後慣れて大丈夫になったけど、油断したらまずいくらいの余力を感じる。
そして最後の泣かないでええええええええええええええ~!!!は最大のシャウト?で歌声の変化はその前の泣きながら~よりも早く変化してここがこの曲の一番の盛り上がりどころだけど、個人的にはその前の泣きながら~の部分のほうが今日のところは好み。明日はわからん。
それからいろんな人の外国人の反応動画を見たけど、だいたいみんな一緒の反応。メロディ~、泣きながら~、歌ってたね~、インストゥルメンタルパート、泣かないで~でサブイボが立ったり、ブルッと来たり、涙が出たり・・・。
俺も最初歌詞の内容無視で聴いててある意味海外の反応みたいな状態だったけど、泣いた。だから歌詞がわからない外国人が泣くことに対して違和感を感じなかった。なんか知らんけど泣いてまう気持ちはわかる。
それにしても夜もヒッパレで尾崎紀世彦の歌聴いて毎回のように泣いてたマルシアのように自分がなるとは思いもしなかった。マルシアと違って特に尾崎ならぬ玉置が目の前で歌ってるわけでもないのに。
犬が死んだ時に泣きながら散歩したことあるけど、全く正常な通常の精神状態で急激に涙腺を揺さぶって泣かせる玉置の能力ってめちゃくちゃすごくない?と思った。
今んとこ1997年のライブバージョンだけしか試してない。もしかしたら他の録音でも効果があるかもしれない。ただ、なんか癖的な意味でもしかしたらだめかもしれんとはちょっと聴いて思った。まぁこの録音一本で事足りるけど。
しかしこれは便利だ。今後もまだ効果があるとしたら、ストレス解消したい時に流して浄化剤としても機能する。事実散歩中に浄化されてからというものの邪悪なことを考えることもなく穏やかな気持ちで散歩できた。
また、散歩中に目にゴミが入って目薬やアイボンが手元にない時にこの曲を聴いてゴミを排出できる。
昨日は松崎しげるとか聴いて声量がすごくて迫力あるなぁと思ったけど、玉置のは歌がうまいとかそういうんじゃなくて(うまんだけど)、なんか涙腺をダイレクトに刺激してくる。他の歌うまの人にはない特徴だ。
理由はよーわからんけど外国人曰く歌声がエモーショナルだし、フェイシャルエクスプレッションもエモーショナルな玉置はある種もらい泣きみたいな状態にさせてるんじゃないかと思った。
全盛期の小野正利の歌声もブルっとくる系ボイスだけど、玉置のようなエモーショナルさは感じられない。脳とか骨の髄にはくる。でも涙腺にこんなにも接近して軽々と揺らしてくるのは今んとこ玉置(のメロディー1997年版)だけだなぁ。中島みゆき(この人はボイスというより歌詞に特徴があるかな)でも尾崎紀世彦(あんま聴いたことない)でも吉田美和(こちらも有名所しか聴いたことない)でもすげーなとは思うこと多々あるけど泣いたことがない。玉置の他にもこういう能力者いるんかなぁ。
ちなみに外国人の反応の寄せ集めのネタになっている玉置のfriendという泣けそうな曲を聴いてみたが涙腺にはこなかった。こちらもエモーショナルで良さげな曲なことには変わりないが。
それにしても不思議な体験をした。こんなことってあるんだね。
自宅→三ノ輪→日暮里→尾久→王子→飛鳥山公園→池袋→鬼子母神→雑司が谷→庚申塚→江戸川橋→水道橋→神保町→小川町→岩本町→馬喰横山→浜町→清澄白河→東陽町→帰宅
以上
1年前