・散歩
今日は多分平日だと思うけど結構人が。お昼休みと思われる正午-午後1時を外していったのにベンチがかなり埋まっている。
直射日光も当たるので森の中のベンチを目指す。
くたびれた私服のおっさん、くたびれたスーツのおっさん、強面、年季のいったじいさんが周りを固める。
明らかに他のベンチ群の客層と比較して殺伐としている。
こういうのは悪くない。
若い男女とかカップルとか周りにいるよりはるかにまし。
ここに来て正解だった。
とてもカップルが入り込める空間じゃなかった。
銀座はやたら混んでる。
平日でこれだとしたら土日はどれくらい混むんだろう。
交差点の横断歩道待ってる時もひっきりなしに車が移動している。
なんでそんな移動するんだろうと思った。俺も移動してるわけだけど。
いくらなんでも移動しすぎってくらい車が通り過ぎていく。
都会の至るところで毎日大移動が行われている。
まるで血液のように。
こうやってせわしなく道を移動することで経済は回ってんだろう。
動かないと経済は回らなそうだけど、なんでそのコマの一つにならないと稼げないんだろう。動くというのは働くって意味だけど。なぜじっとしていても生活費は降ってこないんだろう。生活保護だと動かないでもOKだけど。
当たり前のことなんだろうけどなぜなんだろう。もう考える気も起きない。
築地の横断歩道前のカップル。男が肩を抱き寄せいちゃいちゃしている。
そこをスルーして隅田川沿いに。
ところがしばらく進んだところでそのカップルと出くわす。
男のアウターが派手な黄色に近いオレンジ色だったのでひと目でわかった。
なんか気まずい気分になった。
途中でベンチでへたる。人通りが比較的多いところ。俺なんかまるで目に見えていないかのように通り過ぎていく。こういうのを見ると誰の目も気にする必要なんかないなと感じる。見えていても見えてないのと同じだから気にする必要性がない。
疲れた。ただただ疲れた。
自宅→永代橋→日比谷公園→銀座→東銀座→築地→隅田川沿い→佃大橋→月島→門前仲町→木場→東陽町→帰宅
以上
1年前