図書館最凶の敵が昨日現れた。
その席にとてもじゃないけどいられなくて、どうしても耐えられなくて図書館を逃げ出した。
腹が減ってお腹がなる現象はそこらへんでおにぎりの一つや二つ買ってきて胃に放り込むことで対処可能だ。
しかし、対策のしようがない敵が現れた。
それは、足がとてつもなく臭い人。
無論、俺も足が臭い。野原ひろしを自認している。
しかし、昨日俺の斜め向かいに座った男の臭いは野原ひろしを超えていた。足がスーパー臭い。
自分の足か?と思ったけれどにおいの質が違うし、靴を履いても臭いの強さに違いがない。よって他人の臭いだと判断。
病気に罹っているときも、体調の波というものがあるけれど、そいつから漂ってくる足の臭いもそれを踏襲していた。
臭いが収まったと思いきや、急にめちゃくちゃ臭くなったりする。空調の影響かもしれない。
しかし、なぜ他人の臭いってああも不快なんだろう。
自分のうんこの臭いは許せるのに他人のはゲロ吐くレベル。
ついに耐えられなくなって逃げ出すようにその場を後にした。
俺が去った席に座ろうとしているリーマンがいたが、何も知らないで地雷に飛び込む人に見えた。ご愁傷様。
ちなみにそのスーパー野原ひろしはイケメン風の髪型をした大学生くらいの若い男だった。