そう思う。
全く寂しくない。
最初はいたものがいなくなるもんだから、そのギャップにより寂しさを感じた。
しかし、「慣れ」のちからで一人でいることに順応し、一人でいることが当たり前となり、このまま一人でいたいと思うようになった。
すべて自由に家の中を行動することができる。
風呂入りたいときに入れるし、トイレに入ろうとするときにすでに入っている人間もいないし、トイレはいる時ふいうちで爆臭をかがされるということもない。
爆音で音楽聞いても誰からも咎められない。
俺の場合一人暮らしのデメリットよりもメリットのほうがはるかに勝ってる。
これは家の中での話。
外に出る時は都合のいい「連れ」が欲しくなる。
土日に一人で都心をふらついているとそれだけで浮く。
お前たまの休日に一人で何してんだ!?って周りの他人に責められている気さえしてくる。
連れがいれば、一人だと入る気がしない店とかにも入れそうな気がしてくる。事実オレは一人で散歩しているときに「複数人専用」が想定されているデートスポットとかにいると謎の風当たりを感じる。いちゃいけない人なんだってことを嫌でも自覚させられる。
連れが入ればこんな思いをしなくて済む。
外だと連れがいると何かと好都合に思えてくる。
ただ、一緒にいて苦痛を感じるのは問題外。
俺の場合、相手に苦痛を感じさせそうだから相手からしても問題外かもしれない。
そのヘンを生暖かく見守ってくれる都合のいい存在。そういう存在を持つ人が羨ましい。
一人暮らしでたまの休日にどっか行く存在がいるというのが俺にとってのベストなのかもしれない。