とあるインターネット掲示板に、
「処女じゃないとだめというわけではないが、前の男の顔が知れるとその女への興味が途端に消えていくのは何故だろう?あんなに可愛く見えていたのに今じゃそこらへんの女以下」
というような趣旨の書き込みがあった。
そして、俺はこの方法で藍上さんの呪縛を断ち切った。
藍上さんの雑談依存症になっている昨今の自分と決別したかったからだ。
経験則でこの方法が手っ取り早いということを俺は知っている。
最初の経験は浜崎あゆみだった。
2001年。俺は浜崎あゆみにハマっていた。3ヶ月。
そして、長瀬との交際発覚と同時に全く興味がなくなった。
がっかりとか残念とかじゃなくて(もあるかもしれんが)、驚くほどどうでもいい存在に変化した。
次にオカロ。
元AKBの秋元才加氏のことだ。
俺は10年くらい前までAKBのレギュラー番組を欠かさずに見ていた。(やっと芽がでてきたころのAKB)
目的はオカロを見ることだ。
オカロアウェーでは力を発揮できないが、身内番組でのオカロは右に出る者はいないほど面白かった。
オカロならなんとかしてくれる・・・みたいな仙道を見る陵南の人達のような心境だった。
でも広井王子とのお泊りが発覚。
ビデオ録画も全部消し、オカロへの興味もびっくりするくらい消えてしまった。
そして、現在。
藍上さんと決別するために、過去をほじくり回す。
そして決定打の彼氏。
嘘くさい書き込みも散見されたが、彼氏は信憑性が高い。
そして、「ああ・・・オカルト好きの不思議キャラは演じてるだけで、見えてないところではそこらへんの女みたいなことやってんだ」
納得して、決別することができた。
新作を見ることはあっても、依存することはもうなかろう。
何故なんだろうね、このメカニズムは。
好都合だから今後も利用予定だけど。