・散歩
家から一歩も出ず。
今日は午前中と夕方は楽器練習、午後はひろゆきの切り抜きをしていた。
なぜ楽器練習をするか?
それは曲という技術を習得できるから。
映画やゲームをしていても何の技術も身につかない。
結局無駄な時間になる。
完全に無駄というわけでもなく、そのゲームや映画を見たことがあるという経験がまとめサイトやレビューサイトをみるときの共感に使える。
友達がいたら話の種になる、とかそういうことはある。
でも結局同じゲームをしたことがあるという経験を共有したところで自分がなにか成長をしたか実感できるといったらそうでもない。
このゲームは面白かったとか、この映画は観てよかったとかが自身の成長になるという人もいるけど、俺はそこまでか?と疑問を呈す。
真の意味で自分の生き方すら変えてしまうような映画なんてめったにない。
結局そういう経験をしたとしても、自分の生活や仕事とかに落とし込めないと結局その場限りのインスタントな娯楽に終わる。
でも楽器を練習して得た技術は手元に残る。
今年の頭に3ヶ月間実家にいて全く楽器を練習しなかった期間があったけど、1ヶ月くらいで戻せた。取り戻すのは思ったより早かった。
なので年単位で全く触れないとかそうでもない限り、楽器の練習に意味はある。
毎日少しずつ練習して弾けるようになったら曲の完成と同時にやり遂げたという成功体験も同時に手に入る。
でも手と頭を使うからエネルギーがいる。
そのため心身ともにある程度の状態以上でないと練習そのものが困難になる。
正直練習は割と好き。苦痛に感じるときもあるけど、それほどでもない。
最初は遅くて地道でよちよち歩きの状態だから正直つまらない部分のほうがでかい。
楽しくなってくるのはある程度のテンポに持っていってそれなりに形が見えてきたあたりから。
まぁ格ゲーに通ずるものがある。
いきなり楽しくはないとこなんか。
こんなの難しくできねーよ、と思うけど、でもまぁ時間もあるしちょっとずつでもいいからまたやるかと復活も早い。
なので一日10分とかなら続く。
でも、一番ラクなのはぼーっとネットやら映画やらゲームやらをしているときなのは間違いない。
俺はそういう生活を送ってきた結果、無価値になった。
正直楽器練習も本腰を入れていない。
今日はちょっとばかり頑張ってみたけど明日は散歩する予定だから練習時間はなしかせいぜい10分程度だろう。
でもただ家の中でくすぶっているのも何だからなにか手を動かす時間を作ろうとかそういう気持ちでやっている。
楽器練習はマラソンだ。一朝一夕で身につくことは決してない。別の曲の練習自体はコツコツ続けてきたから体感としてそれはわかる。
くそ地味なRPGのレベル上げみたいな単純な繰り返しを延々とやるのが基本。
でも家の中で腐ってるより、仕事とかの役に直結して立つとかじゃない趣味のレベル上げをしていたほうがマシなんかじゃないかという珍しく湧いた向上心に従ってる。今は。
まぁそうは言ってもそれが続くのは俺の好きなこの曲を弾いてみたいというのが根っこにあるからに他ならない。
それが前提。
じゃなかったら絶対続かない。
以上
1年前