・散歩
午前10時半くらいから散歩。
高速道路の下、影のあるベンチで動物の動画見てた。
まず、ライオンと人間のやつを見た。赤ちゃんライオンをニンゲンの手で育てて野生保護地区に戻して、久々の再会で抱き合うというやつ。前にも世界まる見えあたりで見たような気がする。あとゴリラのやつも見た。
思ったことは、危険、獰猛なイメージのある動物のほうがこういうのはウケるということだ。
ポメラニアンやチワワで同じようなことをやってもふ～んで終わる。
次に異種交配（ライガーとかタイゴンとか）や巨大生物や絶滅した生物の動画を見て、最後にチェルノブイリの今の動画を見た。
そこでは人間に邪魔されずにのびのびと生きている動物がいた。
ナレーションで最後に人間の手とかいらんのよ動物らはみたいなことを言っていて、あ、たしかにと思った。
動物たちは子孫を残すために、自然と人間の親子みたいな生活をしていた。子供産んで育てて狩りの仕方を教えて一人で生きていく術を身につけさせる。それを代々紡いでいく。実にシンプル。
なんとなく、普通に結婚して子供産んで育てて・・・みたいなことをやっている俺の価値観にそぐわない多くの人々は動物的だなと思った。
やってることは動物と一緒。でもそれが「自然」なんだとも思った。
子どもたちが親にちゃんとついていくお利口さんという動物もいた。何か忘れたけど。それを見て、あれ？人間より優れてんじゃね？と思ってしまった。
人間の夫婦は金がどうだとか、不倫がどうだとかで揉めたり、価値観の不一致、喧嘩、愚痴、DV、酒のんで暴れる、結果子供を不幸にしたり・・・どこのご家庭も程度差はあれどみんなそうやってることと思うけど、動物たちはそんな人間たちを見て何を思うだろうか。人間側からは見えてないだけでそんな人間みたいな動物もどっかにいるんだろうか。
人間の世界には一定数のバカがいて、そいつらが秩序を乱す。動物たちの業界にもそういうバカがいるのかもしれないが、見た限り、みんな「まとも」に見えた。
人間には密猟者という直接的なゴミもいる。欲深いゴミ。絶滅しちゃった動物すべてがそうではないだろうけど、密猟者が狩りまくって絶滅しちゃった種もいるそうだ。
ってか、人間自体動物界全体から見たらクソ邪魔な存在である。そういう人間が地球を牛耳り、その他大勢の多種多様な種は肩身の狭いことになっている。
チェルノブイリの現状を見てそんなことを思い、視野が少し広くなった気がした。
ちなみに思うだけでなにか行動を起こす気はないしベジタリアンに転向する気もない。
こうやって余裕げに動物に対してふ～んと思えるのは、自分たちが狩られない安全な地帯にいるからで人間が動物の頂点にいるからだろう。
キメラアントみたいな人間の上位種みたいなのが出てきたらそうやってふ～んと思われる側になるから。
こういう世界まる見え的な動物の知識って人間社会の現実の中ですぐ役に立つとはならないけど、新しいジャンルに触れるだけで新鮮だ。そして新鮮はストレス解消にもなる。
ただ、これも編集されたもので動物世界の全体からすれば極々一部の情報を見て知った気になっているだけだ。
弱肉強食というのが動物界にはあるし、もしかしたら人間の手で保護されて幸せに生活できている種もいるかもしれない。
ただそれを網羅することはできないし、都合のいいところだけ見て知ったふうな気になって新鮮とか言うのは都合がいい。でも都合がいいでいいじゃないか。俺は人間界で生きてるし。
新小岩。道端に殺虫剤食らったようにひっくり返っているセミを発見。このままじゃ人に踏まれて命を落とすかもしれない。ということで、クロックスを近づけてみた。そしたらクロックスの横っちょに張り付いた。どうやって捕まっているんだろうと不思議な気持ちになった。しかしこの後どうすればいいんだろう？わからなくなって立ち往生。その間緑の横断歩道が赤になってしまった。クロックスを横にやや強めに振ったら斜め上に元気よく飛んでいった。ちょうど後ろにあるコンビニから人が出てきてちょっと驚いていた。
オーケー西葛西近く。コンクリートの上に動けなくなったミツバチが蹲っていた。カメラをめちゃめちゃ寄せても動かない。もう死期が近いようだ。針が怖いのでスルー。
以上
1年前
