・散歩
自宅→森下→神保町→新宿手前→曙橋→角地の業務スーパー→アキバ→帰宅
ふらついて(失神とかそういうんではなく足がもつれた系)倒れそうになったところを外国人が体を支えて助けてくれた。
とっさだったからありがとうとしか言えなかった。
サンキューベチマッチは出てこなかった。
若い頃だったらそんな自分に自己嫌悪になっていただろう。
でもおっさんになってこれが俺だからしょうがないなと思えるようになった。
でも本当に助かったと思った。
倒れる先に人がいたしああこれ絶対面倒なことになるな、その後自分を恥じてきっと情けない顔で平謝りするんだろうなと走馬灯のように瞬間的にいろんなことが頭を駆け巡った。
その中には無意識できっと誰も助けてくれないんだろうな、日本人東京人の国民性ってそういうもんだろうなというのももしかしたら含まれていたかもしれない。
んで、助けてくれたのは観光で訪れてたっぽい外国人男性(とパートナー)。
ちなみに若くてイケメン。
100%転んで恥かいた上に周りに迷惑かけると思っていたので、背中を支えれた時には心底驚いた。
あれ?ってマジで思った。
それから感動した。こんなことあるんだって。
なんかブライアン・ホーク戦の鷹村もこんな感じだったのかなと思った。
転倒してから大丈夫ですか!?とか言われて上体を起こされるとかそういうんじゃない。
今まさに倒れて数秒後に転倒するというときにぱっと体を支えられて転ばずに済む。
こんなことなかなかない有り難い出来事だ。
でもあまりにとっさだったからか助けてくれた彼の指がオレの背中に若干めりこんでちょっと痛かった。
もしかしたら彼も不自然な指の状態で俺の上体をキャッチしてくれたから彼の指にもダメージがあったかもしれない。
そんでもって別のところで奇遇にも転倒した直後と思われるおばさんを発見。
その人は見ず知らずの日本人(主に周りの女性)に助けられていた。
もちろん転倒してころんだ後に起こされるパターンで。
でもとっさに名前も知らない誰かの体に触って助けられるってすごいな。
というか今になって涙が出てきた。
以上
1年前