とんでも無いことになった。
泡が出まくって、三分の1ほど中身が減った。
後には引けないので粉末を全部入れる。
その都度溢れたりする。結局炭酸は全部抜けてしまった。
結局、炭酸水自体は70円で買った2リットルの水と同じものになってしまった。
炭酸水は1リットルで100円。
半分くらい減った。
ポカリ粉末も失った。
被害は甚大だった。
最悪と言っていいほどの惨事。
このことから何を教訓とするか。
まず、後には引けないので全部入れたってところがまず愚か過ぎる。
ここで撤退するか、冷静になって頭を冷やしていたら最悪の状況にはならなかった。
さらに冷静さを失い、中身が溢れるのを目にしつつも手が止められないというのも
まさにギャンブルで負けこして、それを取り戻そうと掛け金を勝算もなしに上げていく行為に似ている。敗者の心理。
一連の出来事により生成されたのが500mlのポカリ。
このポカリのコストは、
炭酸水100円
ポカリ粉末80円
合計180円
駅のホームで売られているボッタクリポカリ500mlでも150円くらいだから、それよりコスパが悪いことになる。
また、ふきんで溢れ出た水を拭く手間を考えるとコストはもっと上がる。
しかもぬるい。
とんでもなく損した気分になった。
でもよく考えてみると、取るに足らない小さな失敗で、明日には忘れているくらいのもんだ。
それはわかるんだけど、妙に頭にこびりついて嫌な気分にさせる。
損は得の2倍辛いという行動経済学の法則があるらしいが、まさにそれなんだろう。
損をするって辛いわ・・・。