ロッテのキシリトールガムを度々購入している。
キシリトールガムと言っても緑色のやつではない。アソートのフルーティオというやつをボトルで買っている。
最初はボトル全体がガムで埋まっている。1つ2つパクついても一向に減る気配がない。
その調子でバクバク食っていくとある日気づくと半分くらいになっている。
するとそこから加速度的に減るスピードが早くなるように感じる。
ボトルのそこが見えてみて最後の方になると、「え?こないだまで半分くらいあったよね。もうないの?」という感じで最後の一粒を迎えている。
なんとなく今ふと思ったのだが、これって人生と一緒かもしれない。
若い頃は無限に歳を取らないでアクティブに永遠にこの時間が続くように錯覚するんだけど、人生半ばを過ぎてから若い頃に持っていたエネルギーだのパワーだのアグレッシブさだのが加速度的に失われていく。
そして、気づけば老人となり人生はあと一粒程度の時間しか残されていなかった・・・。
俺はガムを計画的に食べてはいなかった。
無計画に口内の手持ち無沙汰解消にバクバク食っていたら気づいたらなくなっていた。
そして俺の人生もそんなかんじの行き当たりばったり。
無計画な人生。人生設計なんて考えたこともなかった。
だからボトルガムの中のガムと同じ末路を辿るかもしれない。
人生ご利用は計画的に。