↑の続き
俺は次の駅で一端降りた。
その次の駅が急行が停まる駅。
彼女たちのためだけに各停に乗り換えたとどこの誰が思うわけでもないが、その事実にこっ恥ずかしくなったからだ。
ベンチに座り先程までのやりとりを思い返す。
めっちゃこっ恥ずかしくなった。
なんか、顔が自然とにやけてくる。
よーやったわ、俺。
勇気だした。
自分を褒めてやりたくなる一方、課題は山積みだとも思った。
まず、表情が暗い。
いつもの家の中にいるようなテンションですべての行程を行っていたことが、彼女たちがしていた怪訝な顔の正体だろう。まぁ、途中で親切な人認定されて事なきを得たが。
こういう時に営業モードのような外行きのスタイルにチェンジしないといけないんだなと学習。
あとは、でかい声を出すことか。英語の文法滅茶苦茶でも恥ずかしがらずにでかい声で。
出川イングリッシュだ。
あとは、去り際に手の一つでも振ってやればよかったと。
でも勇気を出してよかった。
もしも、見捨てていたらあの悶々とした気分になって今頃自己嫌悪に苛まれ、その愚痴をこのブログで吐いていたことだろう。
俺が最後まで案内しようと思った理由のひとつに、おそらく彼女たちは駅員さんにも訪ねたんだろうけど、???な理解だったんだろう。と思ったことがある。
彼女たちはマンツーマンで案内しないと到底目的駅にたどり着けないと思った。
しかし、なぜ俺に話しかけたんだろうか?
もう35になるおっさんに。
無職のみが持つ暇人オーラを隠しきれていないのか、お人好しに見えたのか。
前にも女性に道というか現在いる通りの名前を尋ねられたことがあった。
馬喰町付近で散歩中、女性にここは何通りですか?と聞かれて「わかりません」と即答。
冷たい対応をした。
だって、グーグルマップに書いてないんだもん。
それが地味にしこりとなっていた。
その事も今回勇気が働いた原因のひとつだろう。
あとは、今でも忘れない↓の出来事。
外国人にセンター街ストリートの場所を尋ねられて、さんざん時間取らせた挙げ句なんのベネフィットも与えられなった去年5月渋谷での苦い思い出。
今回、ステイと言ったが、このときはヒアーをナウと言ってしまった。
家に返って、You are here.と言えば良かったのだと反省。
最終目的地はFinal Distination.
いつも、最終目的地を宇多田ヒカルのFinal distanceと間違えそうになる。
ホラー映画のほう!とおぼえておこう。
次に街角でこういう事態に出くわした時にやってみようと思うことがある。
どうせ、通りとかわからんから、
目的地をグーグルマップで調べる
↓
「フォロミー」(ついてこい)
「ディスウェイ」(こっちだ)
のゴンさんスタイルで道案内。
それが手っ取り早い。
無職で常時単独行動の俺しか出来ない究極のご案内だ。
問題は移動中のつなぎの会話だな。
英語力・・・
これは最低限でいいと思う。
むしろ俺に足りないものはコミュ力とテンションなんだろう。
ちなみに、今回の韓国人女性二人組の容姿だけど、
年齢はどちらも20くらい。
一人は普通。
もうひとりは顔が小さくて普通に可愛かった。
アリガト・・・の娘は可愛い方の娘。
USB扇風機が印象的。
どちらも新大久保にいる女性のような顔が白くて、唇が赤いという感じ。
韓国人女性のメイクってみんなああなんだろうか。