クソマミレンの愚痴

30超え職歴なし長期引きこもり明けのダメ人間がクソ記事を量産

2020年12月27日クソ散歩 ~スト5やってる兄弟がいた~

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・散歩

新小岩まで。

 

・スト5

ビックに寄る。

スト5やってる子供がいた。兄弟っぽい。1人は中学生かもしれない背丈だった。観察してたがいろいろなキャラでやっている。

 

これまで見たどの子供よりも動けていたがやたらジャンプしたり起き攻めしなかったりと素人に毛が生えたような動きだった。

 

俺も多分Youtubeの対戦動画を見たり動かし方講座を見てなかったらずっとこんな動きをしていたんじゃないかと思う。

 

俺が中学のときにZERO2とかZERO3やっていたころもそんな動きだった気がする。

その頃はネットはあったものの普及してなかった。

俺が真の意味でネットを手に入れたのはADSLを導入した2002年くらいだった。ちなみに最初のプロバイダはライブドアだったが、サポートがクソで全然つながらず結局別のやつにしたという経緯があったことを思い出した。今思えばホリエモンの会社だったんだな。

 

話はそれたがネットで誰もが等しく最低限の情報をゲットできるようになって今はほんといい時代だと思う。

当時の俺は何も考えずにひたすら十字キーだかアナログキーをグリグリして必殺技がなんかでたらいいなくらいで動かしていた。つまり何も考えてなかった。

ぷよぷよで何も考えずに右端から積んでいって下で発動して運良く連鎖したらいいなくらい何も考えてなかった。

でも今は何も考えなくても基本的なこと(なにすればいいか)を教えてくれるネットがある。

昔は何を練習すればいいのかわからなかったが今は何をすればいいかをネットが教えてくれる。

というかそんなもんなくてもCPU戦は何回もやってればいつかクリアできるし友達もだいたい似たような力量なのでそれでもよかった。

ウメハラなんて当時は全く知らなかった。

それはそれでよかったのかもしれない。

 

そもそもネットでノウハウなどを調べる必要が生じたのはオンライン対戦が始まってからだ。

それで切磋琢磨する理由ができた。

それまで身内同士、弱いながらも実力が拮抗した者同士でワイワイやれているだけでよかった。むしろなまじ自分だけが強くなってしまっては逆に都合が悪くなるなんてこともあるだろう。

ネットがなかったらもっと強くなろうという向上心あるものはそれこそウメハラとかが集まるゲーセンとかに行くことになる。でもその世界だと自分はドベ。諦める者、ある程度の実力者同士で続ける者、ウメハラとかの一部のヤバイやつ、そんな風にグループ分けがされて多分だいたいの人は諦めるだろう。そして格ゲーをやめていく。

今書いていてそんな想像をした。

 

でもオンライン対戦なら実力が同じくらいの人と基本的にあたりそこで勝っていけばランクが上がりより強い人と戦える。向上のためのモチベーションがそこにはある。

 

30年くらい前に空前絶後の格ゲーブームがあったらしい(俺は物心ついてなかったころ)。両国国技館で8000人規模の全国大会が開催され腕試しをしていたなんてどうも実感が湧かない。

多分実力格差がすごかったんじゃないかと思う。

スト5で言うとマスターとブロンズがあたるみたいなことも少なくなかったんじゃないかと思う。

当時はネットもなかったしそんな感じだと思うけど今ネットがあるこの時代でやったらどうなるんだろう。

ウメハラが開こうとしているらしいが。オンラインでなくリアル会場でやるとか言っていたような。

今はLPでランク分けされていて自分の強さがある程度客観的にわかる。

プロゲーマーというのもいる。

賞金が出る大会もそれなりにある。

賞金2500万とかのカプコンカップもある。

くどいけどネットもある。

 

そういうご時世であの領国をもう一度というコンセプトのウメハラ大会。

どんな大会になるんだろう。

 

最初の兄弟の話に戻るけど、あの二人は何も考えずにああやっていても強くはならないんだろうな。

強くなるって地味なんだよな。

実戦も大事(動きの中でなんかやる)だけど対空精度、ヒット確認精度の向上、投げや打撃の重ねをミスらないようにしたり、コンボミス減らしたり、この技には手出しちゃいけないとかのフレーム周りの知識をちょっとずつちょっとずつ積み重ねていく地味な練習や覚える作業をスルーせずにやらなきゃ強くなれない。だからちょっとずつしか強くなれない。早くうまくなる人もいるけどそういう人はそのちょっとずつを積み重ねるスピードが他のひとより早いんだろう。ぽんぽん積み上げていく。

CPUレベル8相手に戦ってるだけでもそれを感じる。

 

あの兄弟はずっと手持ちの英単語知識で英文問題に挑んでるようなもんだろう。手持ちの知識じゃいつまだたっても解けないところを解けるようにならない。新しく知識を仕入れるなりわかんなかったところをわかるようにする努力をしないと解けないところはずっと解けないまま。少しずつ積み上げる努力をすれば解ける確率が上がる。積み上げた分だけ確率が上がる。でも中にはそれを知らない人もいる。

 

話はそれたがあの兄弟はおそらく格ゲーのほんとうの面白さに気づいてない。俺もCPU相手なんで机上の空論っぽいけどなんとなく想像はできる。すべてのシステム、ルールを理解した上で実力、知識量がほぼ同等の人と対戦したらきっと楽しいんだろうなと。システム、ルールをわかっていれば負けてもただムカつくだけとかは多分ないだろう。きつい組み合わせとかはあるけど。負けた原因、自分の弱点をなおすために目的ある練習をするモチベーションにむしろなるんじゃないか。

ただその境地に到れるまで結構な練習を必要とする。格ゲーは敷居が高い。それは自分でかじってて思う。

地味なコンボ練習とか重ね練習とかそういうミスらないための練習ってのは結構長い。俺なんてガイルの画面端のコンボに20時間くらい費やしたが未だに安定しない。まぁこんなコンボできなくても全然問題ないんだけど。

でもある程度下地が出来たら一つのキャラじゃなく他のキャラも同じ要領でやっていけばいいし操作感覚にもなれているので色んなキャラを試したくなるしそのキャラの練度もどんどん向上する。最初は急速に向上して向上スピードはだんだんなだらかになっていく。これは格ゲーに限らず習い事全般に言えることだと思うけど。だから最初の急速に向上している状態は気持ちいい。それもウメハラは言っていた。反面いろんなキャラをやってるとメインキャラの練度は落ちるとも言っていた。たしかにと思った。キャラを変えるとひとつ前に使っていたキャラを引きずってしまい対空のボタンどれだっけ?とかなる。ちょっとやらないでいるとバリバリでやっていたころに出来ていた動きやコンボがてんで駄目になる。これもある程度動かしていると感覚が戻ってくる。何事もそうだと思う。一度習得したスキルは時間がたって忘れたとしてもまた学習することであっという間とはいかないまでもゼロからはじめて習得したときよりも短時間で取り戻せる。ただある程度真剣に時間をかけて取り組んだものに限る。

 

話はそれたけどこういう学習の循環が自分のやりたいこととぴっちりハマるといいのにと思う。ウメハラは格ゲーがそれでイチローは野球がそれだった。イチローにわかだけど。ひろゆきが言っていたように誰とも対面せずにネット越しで仕事をするにはエンジニアとかプログラマが良いというのはわかっているけど、俺は別にプログラミングを楽しいとか思わない。思いたいけど思えない。だから学習の循環ができない。俺はウメハラのように嫌いなことでも割り切ってやれるという人間じゃない。わがままなのだ。そりゃ他人と一切関わらず好き放題やってれば自ずとそうなる。

自分のやりたいことはある。例えば映画を見ることだ。そしてそれをこの9ヶ月くらいほぼ毎日やっている。やれている。見た後に感想を書くのもやれている。苦じゃないからやる。こんな愚痴ブログを3年続けているくらいだからクソつまらん映画でも悪口にすればいける。

ただ映画を見たところでビタ一文稼げない。

稼ぐためにはやりたくないことをしなければならない。誰かのために仕方なく働く、仕方なく関わりたくもない人と関わる。でもわがままな俺はそんなことはしたくない。

きっと俺みたいな人がいっぱいいるはずだ。そうじゃない人はきっと騙されているんだ。政府とか世間体に。だからベーシックインカムを。それだけが俺ののぞみ。

 

以上

1年前

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