・散歩
自宅→住吉→菊川→森下→浜町→岩本町→小川町→神保町→九段下→靖国神社→市ヶ谷→四谷→四谷三丁目→四谷四丁目→新宿一丁目→新宿二丁目→新宿三丁目→北参道→オーケー千駄ヶ谷→原宿→代々木公園→渋谷→青山トンネル→六本木→赤坂→赤坂見附→溜池山王→日比谷→京橋→八丁堀→永代橋→木場公園→帰宅
・渋谷で女子高生みたいな人が道端で倒れていた
銀座線の渋谷駅近くの道端(角)で緑色の学生服か私服かよくわからない18歳くらいの女の子がヤムチャみたいに倒れてた。
近くには人がいて今まさに救急車が到着したというような状況だった。
思ったのはがっつり汚い地べたに横たわった状態に放置されていたというその状態。
え?その状態で放置?って思ったけど、よく考えると今はコロナの世の中だし、この倒れている人間は感染者でこうなっているという可能性も大いにありうる。
なので腫れ物扱い、バイキン扱いされるというのはしょーがないのかもしれないけど、なんか可愛そうだった。
きっとコロナの世の中じゃなかったら、もっと接触して手の一つでも握って励ます占い師系のおばさんとかが出現したかもしれないな。
医療関係者じゃないからわからないけど変に動かしちゃだめなのかな。
この件に対してめちゃめちゃ他人事として捉えている自分。
人間を背景として捉えているから罪悪感とかはない。
でも我ながらかっこわるい考え方だと思う。
できれば神宮外苑ジャングルジム火災の時に消化器で火を消して中から子供を助け出そうとしたあの若者のようになりたいと思う。
でも思っているだけじゃ単なる妄想ヒーローに過ぎない。
思う前に動くのが本当の心のイケメンなんだろう。
そんな心のイケメンのエピソードを人づてに聞いたことがある。
雪の日。亀戸のバス停かなんかで、その人はバスを待っていたらしい。
近くの横断歩道で足の悪いおばあさんが雪に足を取られて信号が切り替わって赤になったのに道の真ん中にいるというような状態になっていたそうだ。
後ろに並んでいたリーマン二人組がノータイムで列から抜け、そのおばあさんを二人で助け出したそうだ。
その後そのリーマン二人組は列の後ろに並び直そうとしたら、並んでいた人たちが元の位置に戻りなよみたいな感じでもといた位置に誘導した・・・という話。
もうその助け出した光景を見た女性軍はもうメロメロだろう。
なんて素敵な殿方たちなの・・・こんなことを思っていたに違いない。
ノータイムで助けに動く心のイケメンたち。
あれは背景だからと無視する俺。
どっちがろくな人間、人間として本来正常かは一目瞭然だ。
以上
1年前