これまで3ヶ月くらい取り組んできたスト5だがもう燃え尽きた感がある。
というのも9月1日にアキバの試遊機で遊んでいた。
CPU最高難易度(多分)相手にゲージの半分くらい削る(後で自宅のPS4で実践したら500ダメージくらいだと思う)超必殺技でフィニッシュするコンボでオーバーキルしたからだ。
金曜日に思いついたコンボ。
未だにミスのほうが多いけど実践で完璧に決まった。(そんでKO→YOU WIN)
ギャラリーも多分いた。
ものすごい満たされた。
アキバを去る時思わずニヤけた。
自己満足なのでCPU相手でもいいのだ。
そんで燃え尽きた感がある。
ここらへんが潮時かなと思う。
それなりに楽しめた。
対人戦にむけて本気で取り組もうとすると、キャラ対策とか発生とか硬直とか有利不利のフレームの計算(全キャラ分)とかコアコパ、対空の正確性とか上げる必要が多分ある気がする。
ある程度キャラを自由に動かせるようになった。
成長スピードは始めたてから初心者卒業くらいが多分一番早いだろう。
それから中級、上級と進んでいくためにはより膨大な時間を投入しないとならない。
それなのに成長速度は鈍化するだろう。爆速で成長できるのは最初だけなのはどの分野も一緒だろう。
それからはコスパ(かけた時間に対する成長のリターン)が悪くなる。ポケGOのトレーナーレベルも後半上がるのが遅くなるのと一緒だ。(大量の経験値が必要なのに上がるレベルはちっとだけ)
より深く潜ろうとすると多分途中で楽しくなくなる。
そんでいつものように挫折するだろう。
ウメハラさんのYoutubeの公演を聞いたけど考えさせられる。
彼は麻雀を食い扶持にしようと3年雀荘で働いたそうだ。
もともと好きだったらしい。
でもどこか手段としての面があった。
金を稼ぐための。
どこか割り切り的なものがあったらしい。
割り切れるものは本当にすきなものなのか?
暴力的な人がいてその人を放置している雀荘。
やってらんねぇよ。
コンビ打ちがいる雀荘。
やってらんねぇよ。
そうやってやめてきたらしい。
本当に、本当に好きなものならそういうことを度外視してでもそれをやる。
彼にとってそれが11歳からはじめた格ゲーだったんだろう。
ただ、彼の人生の辿ってきた道には今の人生の路頭に迷っている自分には興味がある。
人生全部捧げてもいいほど好きなもの、本当に好きなものって自分にとってなんなのか?
多分普通の人は働くことについて割り切ってる人がほとんどだと思う。
本当に好きじゃない仕事を金を稼ぐ手段として割り切ってると思う。
家族を養うために。守るために。
そういう価値観の人がほとんどで別に否定はしないし、それが多数派→普通だ。
でも俺には守るべき妻子とかいない。
そういう家庭を作りたい的な価値観はない。
だから仕事を仕事と割り切る生き方じゃない、本当に好きなものを仕事にすることに興味がある。
基本働きたくないけど、ちょっとは興味がある。
働きたくないけど。
プログラミングは間違いなくそれじゃない。
興味がない。
俺が小さい頃からずっとやってきて他と秀でていたもの(当時)はどう考えても絵を描くことだったんだよな。
その「好き」という気持ちにしたがってずっとやってたら人生どうなっていたんだろう。
あの時親にほだされて法律方面に進まなかったらどうだったんだろう。
人生つぶしが聞くからという親からの助言。
クソの役にも立たなかったぜ。
やらなかった後悔にこれは含まれるんだろうな。
本当に好きだったら親のアドバイスなんて押しのけてそれに進んでただろうとも言える。
ということは絵もそんなに好きじゃなかったのかな。
絵というか漫画とか落書きだったけど。
人生20年前からやり直せたとしても俺はやりなおすだろうか。
東野圭吾の『秘密』に出てきた妻みたいに猛勉できるだろうか。
できないだろう。
多分こんなことをうだうだ考えてあっというまに本格的にじじいになって、フラストレーションを紛らわすようなつまらない人生を送ることだろう。まぁ生きていられればの話だけど。
ゲームは結構楽しかった。
多分練習してゲームがうまくなっていくプロレスをプログラミングとかに流用すればいいんだろうなとも思った。
ゲームの練習はひたすら手を動かすこと、これが前提だ。
上手い人の動画をひたすら見続けても実際に手を動かさないと近づけない。
コンボ、何度も失敗した。
めちゃくちゃ練習した。
めちゃくちゃ手を動かした。
色々タイミングを試した。
どうしてもタイミングが合わないコンボ。
接触時にボタンを押していたが、接触直前にボタンを押すとタイミングがドンピシャになる。
やりたいコンボがあって、どうしてもコンボの途中で昇龍拳出すのが何回やっても波動拳に化けるということがあった。
100回くらいやっても駄目。
よくキャラの動きを観察すると、途中でなぜか向いてる方向と逆を向くのに気づいた。
そのタイミングで俺は昇龍拳コマンドを入力、それが波動に化けた。
ものの試しに波動拳のコマンドを逆(竜巻旋風脚の方向)に入れたら昇龍拳が急に安定するようになった(たまに逆に昇龍拳が出るけど)という気づきは動画見てるだけじゃ決してわかることじゃない。
とにかく手を動かすことが前提。
上手い人のその動きは何を意図しているのかとかも考えた。
こうこうこういう理由でこういう行動を取って、相手はそれに対してああいう行動をとるんだとか。これを狙ってたのかとか。
ひたすらテクニックとかを盗もうとした。
最初はできあいのコンボレシピ集を見て練習していたけど、やがて上手い人が実践の中で出しているコンボを中心にピックアップして練習していた。
ダメージコスパ悪いけど、これかっこええやんけというコンボも一生懸命練習したりした。
自分がひたすら盗んだり吸収しようとスポンジ野郎になっていた気がした。
延々に続くコンボ練習は全然苦じゃなかった。
できるまでやり続けて店員に閉店ですと言われたこともあった。
苦どころか楽しかった。
できないことができることになるのも楽しいけど。
できないながらも試行錯誤している過程すらも楽しかった。
ハマっていたんだろう。
ハマるというのはいいことだ。
楽しいから。
特に今の自分は本当に楽しい。
だってしがらみがないから。
職もないけど。
親にいつまでゲームやってんだと咎められることもなく、伸び伸びと延々にできる。
最高の環境だ。
多分今の時期が俺の人生の最高地点なんだと思う。
なんだかんだで。
でももう燃え尽きた。
これからどうしよう。
他のキャラでやるか。
金につながらないことにはこんなにハマれるのに、金につながることには自分からハマろうとしてハマりに行こうとしても全くハマらずつっぱねかえされる。
俺にとって金につながるようなことが割り切れることで、金につながらないことが割り切れないことなのか。
自分でもなんかよくわからないけど、いずれにしても働くことには向いてない気がする。
でもたまにゲームがうまいやつがいる。
才能なのかな?
昔ゲーセンでテトリス83面までずっとやってた学生がいた。
ギャラリーがすごかった。
以上
1年前