本を読み違う考え方に触れたことで物事の見方が変わる。
そんな話をよく聞く。
図書館で幾つかの本を読んだ。
母数が少ないのは置いておくとして、物事の見方は変わることはないが、元々ある根っこの考え方に付着する感じはする。
まぁ参考にさせてもらう程度のもの。
しかし、本を読んだだけではダメだということはこれまでの人生でわかりきったことだ。
例えば、勉強法にしても時間術にしてもナンパテクニックの本にしても、読んだだけでは意味がない。
実践しないと意味がない。
それはデール・カーネギーの『道は開ける』の冒頭にも釘を差すように書かれている。
だが、その実践にしても、いきなりひっくり返すのは無理だ。
そんなことをしたら壊れてしまうし、できもしない。
だから毎日少しずつ、徐々にノウハウを体に染み込ましていくことになる。
でも、運命の一冊に出会ったら、あまりの衝撃で一瞬にして別人になってしまうこともあるかもしれない。
ただ、簡単にものの見方が180度変わるなんてことはこの歳になるともうないんだろうなぁ。