誰だろうと思ってたら、ブルマとドキンちゃんの人。
簡単に脳内で声を再生できる大御所の訃報を聞く度に自分が幸せだった時代の記憶を思い出してなんとも言えない気分になる。
大げさに言うけど、自分の幸せだった時代の一翼を担った存在であるアニメの登場人物は俺にとって身近な存在だった。友達いなかったし。そのキャラクターと声は俺の中でリンクされているので、ある意味そのキャラクターが死んでしまったようにすら思える。
だから俺の中で、声優が交代したちびまる子のとも蔵、お姉ちゃん、サザエさんの大部分はこういう言い方は語弊があると思うけど、そのキャラの皮を被った何かだ。
極端な見方かもしれないが、子供の時に接した声とキャラが分離するというのは気持ちが悪いものだ。どこか覚める。知りたくもない中の人に焦点があたってしまい、人間が演じている感が出てきて、大人な見方になる。
ドラえもんやクレしん、まる子、サザエさんなどの国民的アニメとなると、声を当ててる人が引退やお亡くなりになっても、そのアニメは続いていくから、世代交代は避けられないのは仕方がない。声も加齢とともに変わってくるし、その声優でさえそうなんだから、別人になったら違和感が半端じゃない。俺はそれに順応できなかった。だから未だにワカメの声が高校生くらいに聞こえて嫌悪感すら覚える。
そうか・・・。今度はブルマかぁ。
まる子のお姉ちゃんの時も思ったけど、まだまだ若いよなぁ。
ドラえもん以外は、いまだに主役が頑張っているのが凄い。TARAKO、加藤みどり、矢島晶子あたりはいつまでも健在でいて欲しい。野沢大先生も。
ドラえもんはのぶ代じゃなくなって絵が変わってから一切見なくなった。
あんなのドラえもんじゃねーよ。10年以上たっても受け付けない。
それにしても、声優さんがお亡くなりになってそのキャラの声が変わってしまうのは辛いことだ。
もうCV鶴ひろみのブルマはDBの新作では聞けない。
ご冥福をお祈りします。