(前編からの続き)
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大学時代。
大学はおにぎりを食っていたら、ここは○○の授業ですか?と聞かれて、
なんか答えた。
先生以外の生徒と会話したのこれだけ。
あ、思い出したけど、留年して体育の授業を履修登録だけして1年間まるまるでなくて、このままじゃ卒業できないという状況になった時があった。
一年留年していたため、流石に教務課に呼び出されて、一度も顔すら拝んだことがない先生と面談することになった。
出席日数が0。普通どう転んでも単位は認められない。
しかし、特例を設けてくれた。
3日くらいフルタイム出場して単位に必要な出席日数分の授業に参加して単位を強制的に取得する見たいな形になった。
その時に、器具の使い方を生徒から教えてもらった。
このくらいか。
しかも俺は最低で、先生の周りには生徒がいっぱいいて話しづらかった。
どうせ見ていないだろうと、そこを抜け出して秋葉に行ったことを覚えている。
1,2時間後に戻ってきた時に、さすがに先生に聞かれた。
苦し紛れにトイレと言った覚えがある。
それにしてもアホだ。
おそらくずっと監視されていたに違いない。
やっぱ俺ってどっかおかしいのかもな。
いきなり共学校状態(中高男子校)でトレーニングウェア(薄着)で男女入り乱れる運動場にコンプレックスで頭がどうかなっちゃっている男がぶちこまれるのは辛いものがあった。
ただ、それに耐えないと卒業できず、もう40万(授業料)自腹切るハメになるにため背に腹は変えられなかった。
やがて周りから誰もいなくなった。
先生とマンツーマンみたいな形になった。
そこに別のダンディーな先生がやってきて、茶化された。
まぁ、やっていることは、おぬしもワルよのぉ~みたいな邪道な単位の取得方法だからおおっぴらにはできない。
就職どうすんの?とか聞かれたが、秋葉で転売していた時代だったので、それを告げた。別にやめろとも言われなかった。
実際その年にネットで身バレして辞めざる終えなくなったが。
なんとか、ノルマをこなして単位取得。
めでたく大学卒業となった。
しかし卒業式にも出てないため、(入学式も出てない)卒業した覚えがない。
知らない内に自動的に卒業したという感じ。
そのため、この頃のことは時々夢に出てくる。
大学が卒業できない夢。
そして、起きると毎回大学卒業したっけ?とまじで分からなくなる。
流石に30越えてからはそういう夢も見なくなったが、20代の頃は頻繁に見ていた。
総括。
もっと普通の顔だったら、また違った学生時代もあったんだろうな。
俺はコンプレックスに負けてしまった。
強すぎだ。
平均から逸脱しすぎ。
モンスター。
他人からそこまで思われて無くても自分で思っちゃってる。
思い込んじゃってる。
奇形レベルのクリーチャーだと。
心の病気なんだろう。
それは今でも心にしっかりと根づいている。
これでも外科手術して一部マシになったんだが、それでも人間からはみ出しちゃってると思っている。
明らかにおかしい容姿をしている。
それこそ病的なレベルで。
でも死を覚悟するようなイジメに遭遇することは奇跡的になかった。
心無い人間に物理的に虐げられてきた人たちもいるんだろう。
普通レベルの取るに足らない笑えるレベルのコンプレックスなら誰しも持っているだろう。
ただ、俺のは度を超えていた。
生まれ持っての運が悪かった。
引きが悪かった。
両親の平均からマイナス方向の遺伝をことごとく引いてしまった。
その結果クリーチャーが誕生した。
クリーチャーは最初は自分のことを普通の人間だと思っていた。
しかし、クリーチャーは人と関わることで自分がクリーチャーであることに気づいてしまった。
そのことに気づいてからの学生生活は自分を偽って、架空の人物を演じ続ける日々。
常にコンプレックスに苛まれて、素の自分を出せなかった。
ちょっと前までこのブログで書いていた、「人との交流を望みつつも、それができないこと」の原因はこの暗黒の学生時代に起因する。
そして、元凶は自分の容姿のコンプレックス。
学生時代のトラウマだった。
そして、そのトラウマを今でも引きずっている。
1週間前は外にすら出られなくなった。
現在もまだコンプレックスでおかしくなってる。
未来もコンプレックスに踊らされているんだろうか?
そしてこれは一生続くんだろうか?
容姿は歳を取るに連れて醜くなっていくが、
コンプレックスもそれに連動して気にならなくなっていくんだろうか?
何れにしても暗い未来しか待っていなさそうだ。