・散歩
仙台堀→砂町銀座→帰宅
・映画
映画を一日5本くらい観る。
これは孤独で無職の俺にしか出来ないことだ。
使命感を持って観ている。
観ることが目的になっている。
一つでも多くの映画をと。
タバコみたいなもんだ。
もう中毒なんだ。
とりあえず家にいる時は映画を中心に回っていて、集中力が切れたり、気分転換したくなったり、飽きたりした時は飯作って食って後片付けをしてリフレッシュ。そして目と脳を休めるために散歩をして帰ってきたらまた映画を寝るまで観続けるという生活をしている。
映画を何本も見て感想を書いたり見たりしているとあっという間に時間が過ぎて暇を感じている暇がない。
なので精神病になる暇もない。
その代わり将来に向けての義務を怠っている。
でももうおっさんだし将来も何もなく余生はバイトか生活保護だろうから資格を取るためにイヤイヤ勉強したり、やりたくもない人脈づくりとかする必要がない。
俺が若かったらそういうことをしなきゃいけないという気持ちがあったろうけど、今の俺に向上心はまるでない。年取って自分という人間を認め、開き直ることができた。
自分から誰かの役に立つ何かをする努力をする気が全く起きない。
未来の自分に投資するために頑張って資格とる努力とか彼女作るために髪型とかファッションとかの身だしなみを整える努力なんて全くする気が起きない。
一日一日を全部映画に投資してただ単に楽しんで生きている。
若い時はそれをもったいないと思っていた。ただ楽しむことに罪悪感すら感じていた。けど可能性が潰えた今楽しむしかなくなり、こういうことになった。
映画を観る。
ただこれだけ。
やることが絞れたという意味でも今はシンプルに楽しい。
毎日同じ映画を観るという行為をしている。
けど内容が作品毎に違ってるので毎日新しい刺激がある。
毎日が新しい。
孤独ながらもそんな素敵な日々を送っている。
でも切羽詰まったときのことは一切無視出来ている自分が怖い。
普通の人だとか何もしないで貯金がみるみる減っていくのは精神的にキツイだろうから。
以上
1年前