・散歩
アキバ上野浅草
・蒼き伝説シュート
全部見終わった。
前半の山場は久保11人抜き、後半は藤田東戦。
その後はヒカルの碁の北斗杯編みたいなパッとしない展開に。
サッカーの部分は良かった。
敵チームが課題となりそれをクリアしていくタイプで試合展開もそこそこ練られていたように思う。
因みに原作者は女性らしい。
鬼滅の刃の人とかハガレンの人とかヒカルの碁の原作者とか女性が描く少年漫画って結構名作なのがある。
ただ、このシュート!の場合登場人物の女性陣たちがうざかった。
主人公の姉もそうだけど、1番の戦犯はヒロインの和美。こいついらないんじゃねというくらいうざい。
わがままだし、粗野だし、トラブルメーカーだし。
まぁ主人公も異常なほど素直になれないウジウジしたやつなのであまり好きになれなかった。
不良たちとの絡みでもムカつくからといってバイク倒してミラー破壊してトシと共に逃げ出すみたいな展開も1度や二度じゃなかった気がする。不良口は悪いけど手を出してないのに。
そして最後の方にはいきなりアイドルになるみたいな超展開、最終回には謎の歌を歌い出しフィナーレに水を差したり和美関連エピはイライラした。
というか藤田東戦で終わっときゃよかった感は当初からあったけどやっぱりその予感はあたった。
あと全国大会決勝ではなく準決勝のチームがラスボスで決勝戦は全く描かれずただ優勝したらしいということがわかる。
それはいいんだけど個人的に準決勝のカミソリシュートの外国人に対してあまり魅力を感じず、試合展開もよくわからないオフサイドトラップの連発という地味でわかりにくいものだったのもなんかなーと思った。
終わってみれば、この物語の登場人物が敵味方含め全員久保信者だったように思う。あ、ブラジル帰りの馬掘はそうじゃないか。むしろ死んだ人をいつまでも崇拝してバカジャネーノみたいなこと言って切られられてたわ最初。
まぁでもベスト試合は久保の最後の試合かなぁ。11人抜きはもちろんのこと、広瀬のナックルシュートを全然止められない白石を後ろで一生懸命カバーしている姿に親御さん的なのを感じてよかった。
久保の声もピッコロさんの人がやってるのも相まって。
久保が死んだあと189cmの大塚が電車内で久保について語るシーンでなく。その後の神谷でも。主人公たち3人のシーンでは別にくるものはなかったのは1年と比べて一緒に戦ってきた時間の長さが長いからだろうか。
おもしろキャラは佐伯さん(敵キャラ)。久保に神谷とのコンビを解消して俺とコンビになってくれとお願いするも断られ神谷に対して逆恨み。以後神谷のストーカーになり何かと厳しく当たるようになる。
しかしその後は神谷と和解し、自分のチームメイトを引っさげて決勝相手との練習に付き合ったり、県大会決勝にも激励にきたりする。
更に全国大会にも応援にかけつけるという神谷に対する溺愛っぷりを発揮。
声はベジータ。最初堀川りょうも高校生らしい声でベジータと演じ分けようとしている感じがしたけど、最後の方は完全にベジータになっていた。まぁ同時期にドラゴンボールでベジータやってたからしゃーないんだろうけど。
敵チームなのに神谷に何かとよくしてやってる姿はどこかベジータがカカロットに対して抱いている愛情に似たようなものを感じた。
全58話で20時間くらい見たけど、案外よくできていて総合的には面白かった。
以上
1年前