簡単に小難しい言葉を作る方法がある。
それは動詞を名詞化することだ。
例えば、功を奏す→奏功する
作り出される→作出される
と言った具合に、簡単に小難しくできる。
また例示が2個しか浮かばない。
動詞を片っ端から名詞化していけば、自ずとお硬い文章の出来がりだ。
しかし、これ普通の人がみたら敬遠されるよな。
とっつきにくいし、アレルギー反応を示すひともいるだろう。
でも、ずっと未婚で独身の人と、結婚して離婚した過去をもつ独身の人だと同じ独身でも婚姻関係を結んだ過去を持つ人の方が経験を積んでいるといえるし、酸いも甘いも噛み分け、人間としての幅も広がっている気がするし、それは物書きにも通ずるものがあるんじゃないかと思うので、今は小難しい文章をこねくり回したり、ことばのパズルを試行錯誤したり色々やってみたりした上で、いつかフランクな文章に戻ろうと思う今日このごろ。(なげーなこの一文)
しかしやっぱ今は文章がお硬い小難しい本を読んでいると新鮮だ。
どうやったらこんな文章が書けるのか。
この作者はやはり小難しい本をいっぱい読んで小難しい表現を体得したのだろうか。
血となり肉となって自分の文章に自在に落とし込めるようになると楽しいんだろうか。
小難しい文体というのは作者の自慰行為と揶揄されることもあるだろうが、自慰行為は気持ちので書いてて気持ちいいのだろうか。
そんなことを考える。
俺の場合、今現在は新鮮味を感じていて小難しい文章をつらつら並べるのは、確かに楽しいが、ブログとの親和性はないものと思われる。
俺は有識者でもその道のオーソリティーでも作家でもないただの無職のおっさんだから読者に与えるベネフィットなんぞなにもない。
信頼性皆無の情報や愚痴を散布する中で表現の幅を広くするという点ではメリットとなりえるかもしれない。