そういえば普通の人に合わせようとした時期もあった。
しかし、意味がないのでやめた。
だが、まがい物でも「普通の人」を経験して見ないとその実はわからない。(なんかさっきの記事とかぶってるな)
つまらないと思っていたものが実は面白かったり、おもろそうだなと思っていたものが肩透かしということも珍しくない。
人間関係はもしかしたら面白いかもしれない。
少なくとも可能性はゼロじゃない。
今までの家庭という少ない人間関係の中で得た教訓がひとつある。
コミュニケーションは大事だよ
ということだ。
人間は口で伝えないと相手のことなんて何もわからないという当たり前のことが独りよがりだとわからない。
家族はエスパーだと思っている部分もあり、コミュニケーションの少ない家庭だった。
そこで様々な小さな軋轢が生まれ、ヒビが入り最終的に爆発し散り散りになった。
家族を維持するために構成員は疲弊していたと思う。
問題を抱えた人もいたし。
なんだかんだ言って家庭内のコミュニケーションは家族システムを上手く回らせる潤滑油なのかもしれない。家庭円満の秘訣だと思う。
それがないとうまく歯車が回らず、やがて分解する。
俺んちのように。
しかし、家庭を維持するために無理してコミュニケーションを取ろうとしてもなんかおかしくなるというのも事実。
俺の母親が妙に家庭維持に熱心な人で、無理やりコミュニケーション飛び交う家庭にしようとしてたような気がしたが、俺も俺の父親も一人が好きな人間だったのでうまくいかなかったようだ。
やっぱり多少の譲歩は必要。当たり前なんだろうけど。
その「多少の譲歩」がなくなって(=一人暮らし)正直せいせいしたという気持ちもある。
家族がいなくて寂しいと思ったのは最初の1,2ヶ月くらいだった。あれこれ口出ししてくる奴らがいなくなって最高!と素で思っちゃうような人間なのだ。
こんな男が家庭を持ち、妻子ができたところで180度価値観が変わるとは到底思えないのだ。
やっぱこれが結論なのか・・・・。