憂う。
日本の未来を。
スマホでゲームしている高校生を見ていると、そんなもんに時間と金を使わせられて哀れなり、
お前らはガンホーやサイバーエージェントやコロプラに利用されてるんだよ、バーカ
ッて思う。
しかしながら俺もこいつらと似たようなもんだった。
家の中でひたすらゲームに費やして学校以外の時間は引きこもりだったからだ。
しかし、それは見えている部分に過ぎない。
あくまで電車という外野から見えている彼らの生活のごく一部を切り取って、あーだこーだ思う。
そう考えるとマスコミに近いと思った。
それを世間に発信するのがマスコミとか週刊誌。
見えていない部分ではめちゃくちゃ勉強していて、進学校の生徒で学年でも指折りの成績をとっているかもしれない。
逆に言えば、人は見えている部分でしか判断しないし、できない。
特に無関心の一期一会的時空間で。
街で一度しかすれ違わないような人間のことなど考えている時間的余裕はない。
そんな人間からどんな判断をくだされようがまるで気にしない。
それが普通の人間。
俺はこの判断に対して過敏になっていた。
それが原因で視線恐怖症や蕁麻疹を発症したりしていた。
前述のように他人は一時的に空間を重ねたにすぎない人間に対して無関心なのだ。
自分に当てはめれば自ずと答えは出るのに、どうでもいい事にリソースを割いていた。
でも今はそれからも解放され、視線恐怖症も再発していない。
しかし冒頭の男子高生。
バイトがどーのこーの、ピンサロがどーのこーのなどガキがませたことを言っていたので、
おそらく単なるバカだと思われる。