クソマミレンの愚痴

30超え職歴なし長期引きこもり明けのダメ人間がクソ記事を量産

おっさんにキュンとするおっさん

 

 

夕刻の両国。

東京地方は寒い上に風まで強いという嫌がらせでしかない天気。

 

とある通りに差し掛かった時、自転車が転がっていた。あと、べらぼうに横に置かれてぴょいっと出てて邪魔でしかないまだ倒れてない自転車。

 

俺の前にヘルメットにスーツのおっさん2匹が歩いていた。

そのおっさんがその自転車エリアに差し掛かった。

 

俺は予想した。

 

こりゃ素通りするわと。

 

そのおっさんは自転車の横まで行ったとき、ああ、やっぱり・・・。

 

 

と思った刹那、おっさんが倒れた自転車を起こして、端に寄せる。

 

さらにそこで終わらず、じゃまな道路に対して垂直横置きされた自転車も路肩に寄せる。

人の往来の邪魔にならないように。

 

そしてそのすぐ横のビルに入っていった。

おっさんは、比喩じゃなく普通にダンディーな白髪交じりの60くらいのおっさんだった。

 

 

その光景を見ていて、

 

キュン・・・

 

とした。

 

なんか、ちょっと惚れそうになった。

かっこいい。

 

行動がイケメンだった。

 

さらに、その人までイケメンに見えてきた。

(今回のおっさんはイケメンという歳じゃないので、かっこいい・・・となった)

 

 

その時俺は思った。

 

 

「これは、使えるな・・・。」

 

 

男の俺でさえおっさんに惚れかかったんだから、女の場合は言わなくてもわかるだろう。

 

要するにだ。

 

好かれたい場面に出くわした時にわざとらしさを微塵も見せずにこのおっさんに学んだイケメン行動を取ればいいわけだ。

 

困ってたら助ければいいし、じいさんばあさんが来たらノータイムで席を譲ればいい。

落としたら拾ってあげればいいし、ゴミが落ちていたら拾ってゴミ箱に捨てればいい。

 

忙しい現代人に出来ないことだから、暇な無職にならやれる!

 

ちょっと良いこと入った風だが、俺は多分やらんだろうなぁ。

でもやったら行動イケメンになれるはずだ。多分。

 

その後アルカキットにいったら出口の一つが落雷のためとかいう理由で閉鎖されていた。

確かにヨドにいるときに轟音が聞こえたがあれ雷やんけ。

しかし雨が降ってもいないのに雷鳴だけ轟くとかあるんだなぁ。

あ、あるかたまには。あるかとアルカ。・・・。