そう言えば今日仙台堀でボール遊びをしていた中学生くらいのトレーナー姿の子供がいた。(ポケモントレーナーじゃなくてスウェットみたいなダサい格好)
その子は特殊なことをやっていた。
左手でテニスボールをお手玉のように空中で回しながら、右手でバスケットボールをドリブルするということをしていた。
しかも結構真剣に練習している。
何故こんな事をしようと思ったんだろう?
宴会の余興という歳でもないし、こんな事をクラスの子に自慢しても失笑をかうだけのような気がする。
でも俺にも他人には理解されないけど、ふとした思いつきを実行に移したこともあった。
一番覚えているのはお弁当事件。
右利きの人だと普通お弁当を食べる際に箸を右手に持って、ごはんゾーンの左端から処理していくのが通常なのではないかと思う。
ところが、俺は中1の時ふとした思いつきでごはんゾーンの中央部から穴をあけるような感じで食べていた。
別に他人の注意を引こうという意図は全くなく、偶然の思いつきで実行に移した結果、それが他のクラスメートに見つかった。
そして、茶化される。なんで真ん中からくってんの?
そいつは笑いだした。
最終的に何事だ?という具合に、俺の周りに何故かクラスメートが集合するという異常事態に。
俺はぼっちで口下手なんでお茶を濁す。酷く食べづらかった。
お弁当のごはんをど真ん中から食う行為はそんなにおかしいのか?
何がおかしいんだろう?
周りの予想外の反響に驚いた記憶がある。
あとは、左手でものを書く行為。
右利きなのにあえて左手を使って何かを書いたり、お弁当のお箸を持ったりした時もあった。
このときはなぜか尊敬された。両利きなんだ~と言われた。(練習中なんだけど)
これは結構忍耐が必要だった。マジで右手時とは勝手が違って非常にストレスがたまる。物書く時最初はぐにゃぐにゃだったけど、だんだんバランスが良くなってきて力み過ぎも解消されていった。左利きの筆記動作を参考にしたりもした。(その子は普通に右利きの人の書き順だったので書きづらそうだなぁと思った)
へんなこと思いついちゃっても実社会では行動に移さないほうが無難、ということを学生時に知った。