・散歩
アキバまで。
朝7時出発。
最短距離でアキバを目指さず無駄にブラブラしながらアキバに。
途中ベンチでスマホに夢中になっていて周りがどうなっているのかも見ない。
なんか知らんけどやたら幼稚園児の声がいっぱい聞こえてくんなと思ってふと視線を上げるといつの間にかうじゃうじゃ園児が大量にいた。
近くにある幼稚園の建物から聞こえてくる声だと思っていたからちょっとびっくりした。
ヨドバシアキバで外人に話しかけられたけど何を言ってるのかさっぱりわからず俺が停止しているとさっさ~と去ってしまった。
こういう時以前の俺だったら情けなさとかもやもやとかが押し寄せてきたけど、年をとったのか、俺はこういう人間なんだと受け入れるようになった。
その結果、不必要に罪悪感やらを感じることもなかったが、それでもやっぱりモヤモヤする。
なんか知らんけどモヤモヤが収まらない。
その理由を以前は分析したりしたけど、その時間も無駄なのでもやもやが低減されていくのを時間経過に託した。
外人だけでなく日本人と世間話とか雑談が絶対的にできない。
コミュ障というか自分が秘密主義者だからなんだと思った。
自分の情報を開示することを縛ってるからそれこそ今日はいい天気ですねレベルをひねり出すのが精一杯。
秘密主義者ってのはとどのつまり俺が無職だとか何も積み上げてこなかった社会的にはゴミと評価される人物だというのを知られるのを恐れているから。
無職を隠すから何も言葉が出てこなくなる。
逆に決済システムのプロセスに組み込まれている人間の店員のやり取りはできる。秘密を知られることはないから。それとオリジナルな会話内容を考えることも要求されず、テンプレをただ吐き出せばいい。
そして人としゃべるのが面倒臭いを通り越して精神的苦痛を伴うようになる。
まぁ、気分的に別にどう思われたっていいやってなることもなる。
相手に対して、ああこいつどうだっていいや、どうせ一期一会やし。みたいなノリな時。
でもまともに接してきたり、割といいヤツだなこいつって思う人に相対した時にそれが引っ込んで、秘密を隠すスイッチが入る。
嫌いなやつやくだらないロクでもない認定したやつとは普通に喋れそうなのに、そうでない善良認定したやつとはおしゃべりできないこのジレンマ。
で結局誰とも関わらないのが楽でいいやとなる。
おそらく今後もこれだから、死ぬまでこうだろう。
以上
1年前