クソマミレンの愚痴

30超え職歴なし長期引きこもり明けのダメ人間がクソ記事を量産

女性を褒めることを躊躇する純情な感情

 

女性の髪型が変わった時褒めるか。

俺には職場の女性やプライベートの女友達なぞ皆無だからわからない。

 

俺の数少ない女性との接点は歯医者。

歯医者の受付の人や歯科衛生士の人たち。

 

3ヶ月振りくらいに受付の女性の髪型が変わっていた。今年の3月のことだ。

この歯医者には足掛け3年程通い続けているが、いつも同じ髪型だった。

 

それが、今年の3月にガラリと新装開店と言わんばかりに髪型がチェンジされていたのだった。

 

俺が行くときの受付の人は9割がた同じその人なので、髪型が変わったことは一目瞭然だった。さらに、その日は彼女のお肌のコンディションが最高潮に達していたのかアイシャドウの目が妖艶で美しくも見えた。

 

 

ただ、俺はそうは思ったものの口の中で丸めて処理したために、口には出さなかった。

というか、普通は出せないし、出さないのが無難であろう。

出さないのが多数派だし、出すのはナンパ野郎と思われるかも知れない。

 

出したが最後、あの患者はうちの受付嬢を口説いているという噂が広まってしまい、要注意人物のレッテルを貼られ、居心地が悪いものになり、歯医者をチェンジするという事態もありかねない。

 

 

でも口説いているわけではない。

その人の左手の薬指には指輪が嵌っている。

まともな恋愛すら一回もしたことがない俺に寝取りなんてハードルが高すぎる。

口説くなんてとんでもない、のだが、思ったことを口に出してみたくなるときもある。

 

悪口じゃなく、思ったままの褒め言葉を。

相手を気持ちよくさせる為のお世辞とかじゃなくて、そう思ったんだからそれを口に出してもバチは当たらない様な気もする。

逆に褒めて何が悪いの?って思わないか?

 

でもそのうちナチュラルに口をついて出るかもしれない。

勇気を出すとかじゃなくて、つい口を出たみたいな感じで。

最近俺は自分がどう思われるかの意識が希薄になっているから、言ったことで俺をどう思おうが知らんこっちゃないとも言える。

 

相手が俺の発言をどう捉えるか正確に予測することはできない。

褒めて喜ぶと予想してもお怒りになるかもしれない。

例えば外人に小顔というと不快に思うように。

 

だから、俺が良かれと思ったことがキモいと思われるかもしれん。

でも良かれと思ったのは正直な気持ちだから、それが失敗してもまぁいいやと思える気がする。

実際に行動に移していない時点でこういう事をうねうね考えることは時間の無駄以外の何者でもないが、これも今の俺の気持ちであることに間違いはない。

 

(こんな能書きを垂れるより、実際に実行に移してみてどうだったかを書いたほうがまだ意義があるというものだ)

まじでそのうち褒め言葉の1つも自然と出てくるかもしれない。

 

おきれいですね。お美しいですね。

 

ナンパの決まり文句みたいな下品なイメージがこれらの文句にはある。

 

だが、それは俺が思っているだけであって、言われた女性もまた人それぞれで、嬉しいと思う人もいれば、迷惑と受け取る人もいるだろう。

 

ただ、髪ぼっさぼさ、ヨレヨレのシャツのキモいやつに言われても迷惑そう(怖がられそう)なので、少しばかり小奇麗な格好になることを要しそうだ。

 

衝動的に女性を褒めたくなった時、それを実行に移すためには清潔感のある身なりをしてからということかな。